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「沖縄全島エイサーまつり」節目の70回大会の熱気を支える「多層的支援モデル」

株式会社オマツリジャパン
2025/10/23
2025/10/23
「沖縄全島エイサーまつり」節目の70回大会の熱気を支える「多層的支援モデル」

2025年9月、沖縄市で開催された「第70回記念沖縄全島エイサーまつり」。節目を迎えた今年、会場には多くの来場者が集まり、沖縄の伝統文化が華やかに彩られました。
株式会社オマツリジャパンは本大会において、「うちわ協賛」「LEDビジョン」「チッピー」の3つの仕組みを組み合わせ、祭りの運営支援から演出、参加促進までを一体的にサポートしました。企業・主催者・来場者それぞれが関わり合いながら、祭りを“ともに支える”新しいモデルを形にしています。

<この記事のポイント>
・広告、演出、参加をつなぐ多面的な支援で祭りの価値を拡張
・大人気アニメ映画のうちわ協賛で話題化
・LEDビジョンで“魅せる演出”と情報発信両立
・デジタル応援「チッピー」導入で応援の可視化

『鬼滅の刃』と連携した「うちわ協賛」で来場者を惹きつける

 

オマツリジャパンが展開する「うちわ協賛パッケージ」は、企業が一度の申し込みで全国の主要祭りに出稿できる仕組みです。主催者は負担なく協賛を受け入れられ、企業は地域ごとに最適な形でブランディングを行うことができます。

第70回記念沖縄全島エイサーまつりでは、劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』とのタイアップデザインうちわ3,000枚を配布しました。配布開始前から行列ができ、SNSでも「エイサーで鬼滅のうちわをもらえた!」と話題に。主催者からは「若い世代や家族連れの来場が増えた」との声が寄せられました。

うちわは会場で使われるだけでなく持ち帰られて長く利用されるため、広告主には継続的な訴求効果、主催者には新しい収益機会をもたらしました。地域と企業をつなぐ実践的な協賛モデルです。

 

「LEDビジョン」で演出と情報発信を両立

第70回記念沖縄全島エイサーまつりでは、会場の一つであるコザしんきんドーム内に約200インチのLEDビジョンを設置し、協賛映像やPR動画を組み合わせた映像演出を実施しました。

放映したのは、協賛企業様のCMのほか、「エイサーの起源」を紹介する多言語字幕映像、人気アーティストDA PUMP出演の沖縄市PR動画などです。演舞の合間にも上映され、観客の集中を保ちながら会場の一体感を高めました。

LEDビジョンは単なる広告枠にとどまらず、主催者にとっては演出力の強化と収益化を両立できる新たな手法、企業にとっては「地域に寄り添う」ブランディングの仕組みとして機能します。

 

来場者と出演者をつなぐ「Chipee(チッピー)」を導入

第70回記念沖縄全島エイサーまつりではさらに、来場者がスマートフォンから応援メッセージを送れるデジタルサービス「Chipee(チッピー)」を導入しました。

「Chipee」は、株式会社チッピーが提供する、感謝や応援の気持ちを届け、人と人のつながりを生み出すサービスです。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで、簡単にメッセージを贈ることができ、任意でギフト(チップ)を添えることも可能で、その支援は活動資金として活用されます。

パンフレットやうちわ、ビジョン映像、アナウンスなどで告知を行った結果、「中学生の頃から毎年通っています」「子どもが『大きくなったらエイサーやる!』と言っていました」「初めて観ましたが、伝統と熱気に感動しました」――など、来場者の温かい声が次々と届きました。

こうした声が可視化され、主催者のもとに届いたことで、「頑張ってよかった」「また来年もより良い祭りにしたい」という前向きな気持ちが生まれたといいます。観客の応援を“見える形”で実感できたことが、お祭りの継続への意欲につながりました。

 

多層的な支援で、祭りを未来へ

うちわ協賛による広告活用、LEDビジョンによる演出支援、チッピーによる共感創出――。紙・映像・デジタルを組み合わせた三層の取り組みは、祭りの魅力をより広く、より深く伝える試みとなりました。

企業には発信の場を、主催者には運営を支える基盤を、来場者には参加と共感のきっかけを提供し、文化と経済が共に循環する先駆的な祭りの形が見えた今回の沖縄全島エイサーまつり。オマツリジャパンは今後も、「祭りを社会全体で支えていく仕組みを創る」というミッションのもと、全国の祭りや自治体、企業の皆さまと連携しながら、地域文化の未来をともに築いてまいります。

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