神農祭
「神農祭」は文政5年(1822年)に大阪でコレラが流行した際、治療法がない中で修道町の薬種商が病除けの薬として「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきおうえん)」という10種類の和漢薬を配合した丸薬を作り、「神虎」のお守りと一緒に神前祈願のあとに施与したことに由来していると言われています。この「神虎」のお守りは無病息災のお守りとして現在まで受け継がれています。
「大阪の祭りはえべっさんに始まり神農さんで終わる」と言われており、大阪の1年を締めくくる祭りであることから「とめの祭り」とも言われています。
お祭り期間中は修道町一帯に露店が立ち並び、少彦名神社のゆるキャラ「神農さん」や薬のゆるキャラが大集合し、会場は賑わいます。パレードやイベントもあり、子どもから大人まで楽しむことができます。
大阪市無形文化財に指定されています。
2024年11月下旬頃~(予定)
大阪府大阪市中央区道修町2丁目1-8