
毎年10月第2土日曜日に開催される鹿沼市今宮神社の例大祭で、氏子町34か町から毎年20台超の彫刻屋台が神社に繰込み奉納される。
国指定重要無形民俗文化財であり、「山・鉾・屋台行事」のひとつとして2018年ユネスコ無形文化遺産に登録された。
祭り1日目は、厳粛な神事として今宮神社への繰り込み、奉納、繰り出しが行われる。
祭り2日目は、市民まつりとして、市民パレードや屋台曳き回しが行われ。その裏では今宮神社の神輿が氏子町を回る御巡幸が行われる。
祭りのみどころ
各町から彫刻屋台が列をなして今宮神社に参集する「繰り込み」と提灯をともして各町へ帰る「繰り出し」が見どころ。
このほか、各地の交差点において向かい合った屋台同士がお囃子の演奏を競い合う「ぶっつけ」も人気です。
祭りに参加するには
彫刻屋台は各町内の所有物であるため、いずれかの氏子町内に参加することで屋台の曳き回し等に参加する事ができる。このほか、一時的な参加であれば、案内所で販売している手拭いを購入することで2日目に限り屋台の曳き回し、綱持ちとしての参加も可能。
歴史・由来
慶長13年(1608)戦乱により荒廃していた鹿沼の氏神今宮神社が再建されました。この年は大干ばつに見舞われたため、今宮神社に祈願したところ降雨があり、以降期日の変更や幾度かの中止を経て例大祭が行われています。
記録上、屋台が登場するのは安永9年(1780)のことです。現存しませんが当時の屋台は屋根と柱のついた簡素な移動舞台だったそうです。
氏子町は屋台を豪華に飾り、華やかな出し物を競いましたが、天保期(1830~)幕府の禁令により白木彫刻のみで飾る屋台が主流となりました。
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インフォメーション
名称 | 鹿沼秋まつり |
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開催場所 |
栃木県鹿沼市今宮町1692
今宮神社周辺 |
開催日 | 2023年10月7日(土)、2023年10月8日(日) ※体育の日(祝日)の前の土日曜日 |
主催/情報提供者 | 鹿沼秋まつり実行委員会 |
アクセス | 会場:今宮神社周辺および鹿沼市中心部 JR日光線鹿沼駅下車 徒歩25分 東武新鹿沼駅下車 徒歩15分 |
関連サイト |
http://buttsuke.com/ http://www.kanuma-kanko.jp/ |
※日時・場所・出演者・参加に関する条件・料金等は、天候等により変更になる場合がありますのでご了承ください。
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