春分の日をはさんだ前後3日ずつの7日間を春彼岸、秋分の日をはさんだ前後3日ずつの7日間を秋彼岸といいます。
この期間に食べるものの定番といえば、春彼岸は「ぼたもち」、秋彼岸は「おはぎ」。呼び名が違うだけでどちらも同じものですが、なかには地方の知られざる名店や大人気商品、進化型ともいえるオシャレなものも。この記事ではそんなぼたもち・おはぎを5つご紹介します。
目次
1.“おはぎ女王”が涙した「いととめのぼたもち」
TV番組「マツコの知らない世界」でお馴染み、おはぎマニアでビキニフィットネス女王の安井友梨さん。彼女があまりの美味しさに涙し、コロナ禍の孤独でつらい毎日から救われたと絶賛するのが「いととめのぼたもち」です。
製造・販売しているのは京丹後市にある地元のスーパー「YAMASHO いととめ EAT店」。地元の美味しいお米と和菓子店なみにあんこにこだわって作り上げる絶品ぼたもちを求めて、全国の食通たちが続々と来店しています。
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2.外と中を逆にしたモダンな和菓子「おはぎバーガー」
おはぎバーガーは、大阪市内の日本茶スタンド「CHASHITSU Jpanese Tea & Coffee」でいただけます。滋賀県産の高級もち米「羽二重糯(はぶたえもち)」を丁寧に蒸し上げ、お米を外側に、あんこを中にしてハンバーガーのようにサンド。かわいくてお洒落な見た目が人気を集めています。
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3.歴史的豪商の館で味わう「いちごぼたもち」
京丹後市久美浜町の「豪商稲葉本家」は、合併前の久美浜町が第15代当主から屋敷と建物を譲り受け、改築して平成15年4月にオープンした交流施設です。吟松舎の喫茶・お食事処では、日本庭園を眺めつつ、ゆったりとくつろぎながら名物のぼたもちをいただけます。そして、春のこの季節のみの期間限定で、大粒のいちごが丸ごと入ったいちごぼたもちが味わえます。
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4.大流行のスイーツとコラボ!「はぎトッツォ」
昨年、スイーツ界に一大流行を巻き起こし、SNSも席巻した「マリトッツォ」が、おはぎと奇跡のコラボ!「はぎトッツォ」となって、福岡市南区柳瀬にオープンした今年5月中旬までの期間限定専門店「おこめのおめかし」で販売されています。
クリームの定番はプレーン、八女抹茶、きなこの3品で、さらに3つのフレーバーが期間限定で登場します。今週はヘーゼルナッツ、よもぎ、いちごの3品。何度も通って全種類食べたくなる話題の進化型おはぎです。
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5.うどんに並ぶ看板商品!?「資さんうどんのぼたもち」
北九州市内では、お彼岸に限らず一年をとおしてぼたもちがよく売れるといい、なぜか夜の屋台でも大人気メニューです。特にうどんチェーン店の「資(すけ)さんうどん」では、店先の看板に大々的に「ぼたもち」と書かれ、文字通りの看板商品としてうどんと同じくらい飛ぶように売れているのだとか。
小倉界隈では、大ぶりであんがたっぷりのぼたもちが特に人気で、日本の重工業を支え昼夜問わず働いた労働者の空腹を満たしてきたといいます。そんな歴史があり、ぼたもちは一年中手軽に食べられる間食として定着しているようです。
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まとめ
春のお彼岸の期間にちなみ、ぼたもち・おはぎの知られざる名店や人気商品、最新型のオシャレなものまでご紹介しました。昔から庶民のスイーツとして愛されているぼたもち・おはぎ。実は日本の各地で起こっている進化からも目が離せませんね。