立体都市公園のアメリカ山公園
海外から大型の貨物船が発着する港をもつ横浜市は、国際色が溢れます。石川町の中華街は国内最大規模のチャイナタウンで、日本で本場の中華料理が味わえるため、連日大勢の人々が訪れています。2004年には、みなとみらい線の元町・中華街駅ができ、アクセスが大きく改善しました。この元町・中華街駅には2009年、立体都市公園のアメリカ山公園が開園しました。公園4階は例年、年末年始のシーズンにイルミネーションで輝きます。2020年~2021年のシーズンは、2020年11月20日~2021年2月28日の期間で、「アメリカ山公園・スイートメモリー」が開催されています。
元町・中華街駅の駅舎を利用した公園
アメリカ山公園は元町・中華街駅の駅舎を利用した立体都市公園です。公園の敷地が明治時代に米国公使館の候補地となったことや、戦後にアメリカ軍に接収された歴史などから、アメリカ山公園と命名されました。園内のエレベーターやエスカレーターが、元町と丘の上の山手を結んでいます。
「アメリカ山公園・スイートメモリー」の会場は公園の4階です。元町・中華街駅の改札口から垂直移動すると公園の北側に出ます。
ブルーのモノトーンで統一されたイルミネーション
2020年~2021年のシーズンは、コロナ禍で献身的な活動をされる医療関係者への感謝と敬意の気持ちを込め、全体を夜空に溶け込むようなブルーのイルミネーションで演出しています。モノトーンで統一された空間には煌びやかさはありませんが、しっとりとして心を落ち着かせてくれるようです。
公園の南口を出れば、外国人墓地や港の見える丘公園などの観光スポットに繋がります。
雰囲気の異なるイルミネーションで装飾される元町の商店街
アメリカ山公園の西方には、おしゃれなグッズが揃う元町の商店街です。商店街は温かみのある彩りのイルミネーションで装飾され、異なる雰囲気を味わうことができます。
国際色溢れる横浜市の元町・中華街駅には、駅舎を利用した立体都市公園のアメリカ山公園が設けられています。公園の4階は例年11月下旬から翌年2月下旬にかけてイルミネーションで装飾されます。