※2020年12月9日時点で2021年の開催は未定です。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年12月9日 編集部更新)
◆光秀公のまち亀岡
亀岡は京都駅からJR嵯峨野線の快速で約20分!
竹林の小径や渡月橋で有名な嵐山の先に亀岡駅があります。
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の主役、明智光秀は丹波亀山城の初代城主です。
現在、「光秀公のまち亀岡」は京都スタジアム「サンガスタジアム by Kyocera」が建設されており、京都スタジアム内特設会場では、「麒麟がくる京都大河ドラマ館」のオープンが予定されているなど、近年、注目の場所です。
◆西国観音霊場「穴太寺」なで仏様に病気平癒を願う
本堂には釈迦如来涅槃像が安置されています。布団をかぶったお釈迦様は涅槃像で横になっておられます。布団をずらして、調子の悪いところをなでれば病気平癒のご利益があります。
(本堂内は撮影禁止。参拝料300円)
また御朱印は複数あり、今回は期間限定の御朱印をいただきました。
「印を押しても良いでしょうか」「太文字でよろしいでしょうか」と聞かれたので、全ての御朱印が欲しい場合は色々な組み合わせがあります。
◆ 福給会(ふくたばえ)の子供太鼓でお祭り希望が盛り上がる!
毎年1月3日は「福給会(ふくたばえ)」は13:00から本堂の中で法要が行われます。戸が閉まっているため、中は見えませんが大般若経600巻をダイナミックにめくる転読で天下泰平や万民豊楽を祈願している声が境内にもれ聞こえてきます。
13:00を過ぎると地元の人たちが徐々に集まり、甘酒の振る舞いも始まります。
14:00から地元の子供たちによる奉納太鼓。
子供達の太鼓がドンドンと大きな音で鳴り響き、お祭り気分が盛り上がってきます。
14:30からいよいよ幸運の札3000枚が空を舞います!
◆幸運の赤札は3枚!3000枚の福札が空に舞う!
御札をいただくのは風次第!無風のときは真下に落ちます。
来た際に風を読んでポジショニングしましょう。
境内のどこにいるかで御札の数が変わってきます。
1枚か数枚取ったら交代するといいのでは…とも思いますが、500人ほどの参拝者で3000枚のお札がまかれ、束で持っている方もいます。
注意点は奪い合わないこと。
はじまる前から「免許書の落とし物が届いております」とアナウンスも。
携帯を落として壊れてしまう方などもいるそうなので持ち物には自己責任で管理必須。
私はカメラが壊れないように後ろのほうで写真を撮ることに専念することに。
楽しみにしている子供達もいるので無理せず、風に流れてきた御札をいただくことにしました。
いよいよメインイベント開始!
5mほどの高さの櫓の上で住職たちが団扇であおいで福札を飛ばします。
結構、滞空時間があり、風に揺られて右に左にとゆらゆら揺れながら、ゆっくりと漂うため、待ってる参拝者は右往左往。
お札に遊ばれます。
しばらくすると、待望の赤札が舞い始めました!!
ゆらゆらと揺れながら舞い落ちる赤札!
やっぱり参加したかった…!!
風よ吹いておくれ…。
最後は一体、誰の手に…?!
今回は偶然、お祭りの後に持っている方に撮影させていただくことができました。
眼福。
ありがとうございました。
◆残り福にあずかろう
3000枚の福札がまかれたあと、実は少し待っていると屋根の上に飛んで行った福札をまきなおしてくれる優しいスタッフが登場します。
境内の木や灯籠の上などの取れない位置にある札をまいてくれるので、お時間があるかたは待っていると吉。
白いお札の中には40枚ほどは数字が書いてあり、景品が当たります。
写真:福札 当たりだと当選番号も書いてあります。
穴太寺 Anaoji・Access
交通:バス「穴太寺前」下車
住所:〒621-0029 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
TEL:0771-24-0809
拝観時間:8:00〜17:00
URL:第二十一番 穴太寺 : 西国三十三所
拝観料:境内無料 本堂300円、 庭園: 団体400円 個人500円