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馬刺し文化のキーマンは加藤清正?熊本で食べられる味をお家でも簡単再現!

2021/5/5
2021/4/26
馬刺し文化のキーマンは加藤清正?熊本で食べられる味をお家でも簡単再現!

熊本県ってこんなとこ

九州中央部にある熊本県。西には有明海、東には世界最大規模のカルデラを持つ阿蘇山があるなど、自然豊かな県です!観光地としては、阿蘇一帯や熊本市内をはじめ、北部の山鹿温泉、南部の人吉温泉を含む球磨地方などが知られています。また2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」の一つとして、荒尾市の三池炭鉱施設と宇城市の三角西港世界遺産として登録されました!

阿蘇山熊本のシンボルの一つ「阿蘇山」と手前に広がる「草千里ヶ浜」

この熊本の名物と言えば、いきなり団子やからし蓮根、有明海苔などがありますが、馬刺しはソウルフードと言っても過言ではない逸品ではないでしょうか!

馬肉の聖地、熊本

熊本県は馬肉の聖地なんて言われ方もされますが、その生産量はぶっちぎりの国内1位!次いで福島や青森も馬肉の生産量が多いですが、ダブルスコアを熊本は付けているそうです。それもそのはず、県内に馬肉を出す飲食店が多いのはもちろん、スーパーや精肉店の売り場には日常からたくさんの馬肉が並んでいます!

馬刺し熊本県内の精肉コーナーの様子。赤身だけでなく、様々な種類の馬肉が並ぶ。

この熊本馬肉ですが、なんと東京でも手に入ります!銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」で馬刺しを入手してきましたので、早速ですが実食レポートでご紹介していきます!

赤身、たてがみ

一般的には馬刺しと言うと赤身が有名ですが、熊本県はいろんな部位を食べます!バラ肉にあたる脂がおいしいフタエゴ、肝にあたるレバー(馬肉はレバ刺しが合法で食べられる!)など、バラエティに富んでいます!その中で銀座熊本館で手に入る部位はこちら、赤身たてがみです!

馬刺し

赤い方が名前の通り赤身。白い方が別名コウネとも呼ばれるたてがみです。このセットにはありがたいことに、馬刺したれも付いていました!

馬刺し

馬刺しを実食!

お皿に馬刺しを盛り付け、さあ実食です!冷蔵品なので、持ち帰ってすぐ食べられるのも嬉しいところ。そして肉のツヤがまぶしい!

馬刺し

同梱されていた馬刺しタレもスタンバイOKです!

馬刺し

見てください、この赤身!ツヤツヤです!

ありがたいのがこのセットの赤身は、純粋な赤身からサシが入った脂を楽しめる部分まで含まれているところ!赤身一本でいろんな味が楽しめます!赤い方はまさに肉の旨みが楽しめる部位となっています。サシが入っている方は脂の甘さが足され、まろやかなおいしさに。これは熊本名産の球磨焼酎も進んでしまいそうですね!

馬刺し

お次はたてがみです!この部位は名前の通り馬のたてがみ、首筋のお肉になります。真っ白で脂っこそうに見えますが、そんなことはなく甘みが特徴的なお肉です!プリっとした食感、口の中でとろけるおいしさをぜひご堪能ください!

馬刺し

■ご紹介した商品

【商品名】馬刺し 赤身たてがみ詰合せ

【価格】1900円(税込)※下記店舗価格

【購入店舗】銀座熊本館

銀座熊本館

加藤清正と馬肉の関係

ところで、なぜ熊本県はこんなにも馬肉を食べる文化が発展しているのでしょうか?その答えは、戦国武将の加藤清正にありました!加藤清正と言えば熊本城を築城した初代熊本藩主としても知られていますが、彼が朝鮮出兵の折りに食糧難から軍馬を食べたのが起源と言われています!帰国後もおいしいと食べ続け、その評判が領国の熊本中に広まったのかもしれませんね!

熊本城2016年の熊本地震から、2021年に復旧したばかりの熊本城天守閣。加藤清正が築城。

せいしょこまつり

馬肉は加藤清正が起源と言うお話しがありましたが、その加藤清正を祀る神社の夏祭りがあります。「せいしょこまつり」です!

“せいしょこ”とは”清正公”を地元で親しみを持って称する呼び方。熊本城内の加藤神社のお祭りとして毎年7月末に”せいしょこまつり”は行われ、お神輿の巡行や神幸行列など、地元の方々で賑わいます!詳しくは加藤神社のホームページで紹介されていますので、ぜひご覧ください!

加藤神社ホームページ

最後に余談ですが、熊本を代表するこの方が、”せいしょこ”に掛けたこの言葉を発しているのでお納めください。

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