4月23日は「地ビールの日」!こちらの記事では、山梨県の富士の名水で仕込まれた地ビール「富士桜高原麦酒」と、その産地である山梨県で開かれる祭り「石和温泉花みこし」を合わせてご紹介いたします。
「富士桜高原麦酒」ってどんなビール?
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「富士桜高原麦酒」とは、山梨県にある富士山の北側、標高1000メートルの地点でくみ上げた水を使って造られた地ビール。そのクオリティの高さは、アメリカビール協会が主催する「ワールドビアカップ」をはじめ、世界中の品評会で合計136種類以上の賞を受賞するほど。山梨県のおみやげ品としてはもちろん、ビアバーでの提供やビールフェスなどのイベントでも親しまれる、全国的にも有名な地ビールです。
筆者も富士桜高原麦酒の「ピルスナー」を飲んだことがありますが、地ビールらしい香りの良さやホップの苦味がちょうどよく感じられながらも、いい意味でクセが強く出過ぎておらず、ごくごく飲める爽やかなおいしさが印象的でした。ビールだけで飲むのはもちろん、普段の食事やおつまみとの相性も良さそうです。普段地ビールやクラフトビールにあまり馴染みがない人も、気軽に楽しめるビールだと思います。
この「ピルスナー」という種類が、普段スーパーで買えるようなよくあるビールに一番近く、世界で一番飲まれている製造方法とのことなので、初めての地ビール・クラフトビールにはオススメの種類です。
「富士桜高原麦酒」はどこで飲める?
公式サイトでは取引のあるビアバーの紹介がされていますが、ビアバーによってその日開栓しているビールはまちまちなので、その日のお店の情報をチェックする必要があります。間違いなく入手できるのは楽天市場の通販サイト。ペアリングして食べたいソーセージの紹介や、のし紙をつけたギフトの対応なども行っており、5000円以上の購入で送料も無料です。
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「山梨県」と「桜」に関係するお祭りとは?
富士桜高原麦酒が造られている山梨県には、「石和温泉花みこし」というお祭りがあります。もともとは、石和温泉の温泉街で働く芸子さんたちがお神輿を担いで地域を盛り上げるイベントとして長年親しまれてきたお祭りなのですが、この数年は、一般女性の参加も募って開催中。事前に予約すれば鮮やかなピンク色の法被を無料でレンタルすることができ、艶やかな芸子さんたちに混ざって、美しくライトアップされた900メートルもの川沿いの桜並木の下を神輿を担いで歩くことができます。
筆者も「石和温泉花みこし」に参加したことがありますが、どの芸子さんもみなさん素敵で、年齢が若い芸子さんたちは明るい掛け声と明るい飲みっぷり、ベテランの芸子さんは神輿に上って扇子を振ってかっこよくパフォーマンスをしながら祭りを盛り上げている姿が印象的でした。写真小僧たちもたくさん集まり、参加していると自分までアイドルになったような気持ちになってしまい、テンションが上がりました。女性だけで担ぐお神輿はさすがにかなり重かったのですが、途中の休憩地点(石和温泉のあちこちにある温泉宿の前に止まって、宿泊のお客さんたちにアピールをしながら、ふるまいをごちそうになります)、ゴール地点でいただくお酒の味は最高で、「自分たちの手で祭りを盛り上げたぞ!」という充実感がたまりませんでした。
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番外編:山梨県はワインも美味しい!
山梨県は、富士山麗の水だけでなく、日本有数のフルーツの産地としても有名です。地ビールだけでなく、ワインもとても美味しいものが売られています。筆者が「石和温泉花みこし」に参加した際は、会場近くにある「マルスワイン」というワインの工場を見学させていただきました。試飲コーナーも充実していて、山梨県は酒飲みにとっては最高の土地です!
マルスワイン公式サイト:https://www.hombo.co.jp/marswine/
まとめ
こちらの記事では4月23日の「地ビールの日」に向けて、山梨県の地ビール「富士桜高原麦酒」と、山梨県で開かれる「石和温泉花みこし」というお祭りをご紹介しました。富士山の水を汲み上げて作った地ビールをはじめ、山梨県は美味しいお酒の宝庫!桜の季節はぜひ、祭りとお酒を楽しみに、山梨県を訪れてみてはいかがでしょうか?
トップ画像:Happy Together / Shutterstock.com