Now Loading...

秩父川瀬祭ではお神輿が川に突っ込む!?東京から一時間半で行ける埼玉・秩父の夏のお祭り

2019/8/31
2022/10/4
秩父川瀬祭ではお神輿が川に突っ込む!?東京から一時間半で行ける埼玉・秩父の夏のお祭り

お祭りの舞台は埼玉・秩父

埼玉県秩父市。池袋から西武線に乗って1時間半あまりで来れるこの地は、お祭りの宝庫と言えます!

有名な秩父夜祭は12月に行われる冬のお祭りですが、今回ご紹介する「秩父川瀬祭」は、秩父夜祭と対比して夏の子どもたちが主役のお祭りと言われています。毎年7月19、20日の二日間で行われる秩父川瀬祭、ぜひその魅力をご覧ください!!

色鮮やかな山車と屋台が秩父を彩る

秩父川瀬祭の魅力の一つが、見る者を魅了する豪華な山車と屋台です!カラフルな山車・屋台が秩父の町を彩ります。

秩父川瀬祭は子どもたちのお祭りと言うことで、たくさんの地元っ子が活躍しています!

こちらは拍子木を打って、屋台を先導する子どもたち。元気です!

屋台の上でも負けていません!大きな声で屋台の行き先を盛り上げます!

こちらは上町の山車が秩父神社へ入ってくる様子。「ヨーッ!」と言う、子どもたちの声の威勢がいいです!

秩父神社境内では山車・屋台の回転を見ることもできます。力技で迫力があります!

山車・屋台が荒川に集結

お昼前までに秩父神社へ集結した各町の山車・屋台は、12時25分に秩父神社を出発し各町を練りながら荒川へと目指して進んでいきます。

途中、町を進む山車・屋台がきれいです。

町中でも子どもたちが大きな声を上げます!

荒川に降りる手前(ベルク前)に山車・屋台が集結して、お神輿をお迎えします!

秩父神社のお神輿が登場!

13時半に秩父神社を出発したお神輿隊列の先頭を進む神主さんが、14時半頃に山車・屋台が待つベルク前へ現れました!

続いて御供物を担いだ各町の皆さんがやってきました!この中にはお餅が入っていて、神輿洗いが終わった後にお供えされます。

山車・屋台の前を通り、荒川へと進んでいきます。

そして、お神輿がやってきました!

大きい!漆などで塗られず、木を前面に出したフォルムが美しいお神輿です!

お神輿も荒川へと進んでいきます。まもなく本日の最大の見せ場「神輿洗い」が行われます!

必見!神輿洗いの儀式

お神輿行列が荒川の河原へと降りてきました!

お神輿が霧立ち込める荒川の下流から登場しました!実はお神輿は途中でルートを変えて下流から荒川へと入り、上流の川瀬斎場(お神輿の上陸場所)を目指して進んできていました。

上流へと進んできます。膝上まである川の水、足を取られそうです。

もう少しで川瀬斎場の前にたどり着きます!

川瀬斎場の前へ到着しました!陸からは多くの方が応援しています。

いよいよはじまります!秩父川瀬祭最大の見せ場「神輿洗い」です!!

これでもかと言うくらい水をかけます!!

神輿洗いを終えお神輿を担ぎ直し、川瀬斎場へと上がっていきます!

陸へ上がるにはけっこうな角度があります。声を荒げながらゆっくりと進み、無事川瀬斎場へお神輿の奉納がされました!

お神輿が川瀬斎場へ入った後は、慎ましく川瀬斎場祭が執り行われましたこちらはその中で行われていたお神楽の様子です!2人1組で行われる舞が独特!

秩父名物のちちぶ餅、うどん

神輿洗いを見た後は、秩父の町を巡って見ませんか?秩父神社の周りに広がる秩父のメインストリートには多くの出店が出て賑わっています。山車・屋台も荒川から続々と帰ってきます!

この通りに面する秩父神社近くの水戸屋本店さんで手に入る「ちちぶ餅」は絶品です!つぶした餡を餅でくるんだ一見普通の大福に見えますが、食べてみると驚きが。ふわっふわのこの食感はここでしか食べられません!売り切れごめんの人気商品なので、ぜひ食べてみてください!

お次はうどんです!実は埼玉県は香川県に次いでうどんの生産量が全国2位の県。ご多聞に漏れず、秩父もおいしいうどん屋さんがたくさんあるのです!

この日は古民家でうどんを出されている大澤さんへ行ってきました!コシのあるうどんがおいしくおすすめです!

秩父川瀬祭、いかがでしたでしょうか?全国的にも珍しい、お神輿が川の中を進み、水を掛けられまくるお祭り。この臨場感は、ぜひ現地で体験していただきたいです。山車・屋台の迫力、秩父グルメもおすすめなので、来年の7月20日は秩父へ来てみてください!

 

【補足情報】

※お神輿を間近でゆっくり見たいと言う方は、お神輿出発前の13時半以前に秩父神社へ行けばこちらのようにお神輿を見ることができます。

※秩父を見守る名峰武甲山。西武秩父駅から望めます。

タグ一覧