トレンドに敏感な若者たちからタピオカに続いて注目を集めつつあるのが、見た目もかわいい「いちご飴」です。原宿の竹下通りや大阪のアメリカ村にいちご飴専門店が続々とオープンするなど、その勢いは止まりません。今回は、そんないちご飴のルーツや上手な食べ方、自宅で作れるキュートないちご飴を紹介します!
いちご飴のルーツや食べ方
よくお祭りの屋台で見かけるスイーツと言えば、りんご飴やあんず飴といった昔ながらのものが定番ですが、最近では、「いちご飴」なるものが登場していることを皆さんご存知でしょうか。
中国の屋台がルーツのスイーツ
いちご飴問わず、フルーツに水飴がかけられたものを「糖葫蘆(タンフール)」と言います。中国東北部にある「糖葫蘆」という屋台おやつが元になったものです。2019年ごろから韓国の屋台で注目を集め、日本に上陸しました。
韓国のいちご飴は、水飴を作る際に食紅を入れず厚めにコーティングされているのが特徴です。日本の食紅を入れるいちご飴に比べ、韓国のいちご飴の方がガラスのような透明感があります。
表面カリカリ、中はジューシー
いちご飴は、水飴でコーティングされたカリカリ部分、みずみずしい生のいちごのジューシーさと二つの食感が楽しめます。口に入れた瞬間は水飴の甘さが際立ち、いちご飴を一口噛めばいちごの香りと舌触りの良い果肉が口いっぱいに広がります。食感の豊かさと、何度食べても飽きない味がいちご飴の人気の秘訣です。
コンパクトで食べやすい!
りんご飴は、大きいあまり全部食べきれなかったり、芯が残って後処理に困ったりします。いちご飴は、一つひとつが一口サイズなので食べやすく芯も残りません。りんご飴は食べている途中で水飴が溶けて、手がベトベトになってしまうこともありますよね。コンパクトないちご飴なら、その心配もなく、スマートに楽しむことができます。
屋台風本格いちご飴を作ろう!
いちご飴の作り方は至ってシンプルです。いちご、砂糖、水、竹串があれば誰でも簡単にいちご飴が作れます。水と砂糖をフライパンや鍋で煮込めば水飴の完成です。串に通したいちごに水飴をくぐらせれば準備完了!お祭りに売ってそうなインパクトがあるデコレーションを施すことで、自宅にいながらも屋台風いちご飴に様変わりします。
素材がとってもシンプルないちご飴は、トッピングやデコレーション自由自在です。お子さんと楽しむのであれば、チョコレートスプレーや絞り袋に入ったチョコレートでキャラアートを描くと喜ばれるでしょう。お弁当のおかずを入れるアルミホイルに小ぶりのいちご飴を入れて爪楊枝を刺せば、手や服を汚さずに食べることができます。
また、あえてヘタが付いた状態のいちご飴もフォトジェニックで見栄えが華やかに仕上がります。ゆっくりといちご飴を味わいたい方は、水飴を厚くコーティングすると長い時間楽しむことができます。
おうち時間が楽しい!写真映えショット
味はもちろんのこと、見栄えには絶対に妥協しない!なんて方もいるのではないでしょうか?いちご飴の映えショットでフォロワーからいいねをたくさんもらいましょう!
金粉をいちご飴にまぶせば見た目ゴージャスないちご飴の出来上がり!いちごといちごの間にマシュマロを挟むと、カラフルでおしゃれな写真が撮れます。マシュマロに顔を描いてみるのもいいですね。
また、一緒にりんご飴やぶどう飴など、他のフルーツ飴も作って一緒にお皿に盛れば、彩り豊かで豪華な写真が撮ることができます。
自分のアイデアに多くの共感が得られると嬉しい気持ちになりますよね。どうすれば映えショットが撮れるか、考えている時間が一番ワクワクするのではないでしょうか?いちご飴は、ちょっとした時間で簡単に作れるので、自粛中のおうち時間を有意義に過ごせそうですね。
まとめ
いちご飴は、簡単に作れて手軽に食べられます。いちごの酸味と水飴の甘みを楽しむことができるいちご飴が、これからの屋台グルメにブームメントを巻き起こしていくかもしれません。お祭りの中止が相次ぐ今年の夏は、自宅で作れるいちご飴を作って楽しんでみてはいかがでしょうか?