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福男・福女めぐりのススメ!全国の福男・福女選び情報を総まとめ!

2020/11/29
2020/12/5
福男・福女めぐりのススメ!全国の福男・福女選び情報を総まとめ!

毎年1月に行われる西宮神社で行われる「福男選び」はニュースやワイドショーでもおなじみの光景ですが、実は全国にはさまざまな福男・福女選びの行事があるのをご存知でしょうか?「福男・福女」という称号はもちろん、豪華賞品が貰える場合もあります。2021年はどなたがその称号を獲得するのか、楽しみですね!今回は意外と知られていない全国の福男・福女行事をご紹介します。

(この記事は2019年1月に公開されたものを再編集しています。2020年11月30日 編集部更新)

西宮神社開門神事

※2021年は新型コロナウイルス蔓延の影響で場所割抽選は取止め、令和2年11月15日(日)―12月15日(火)迄の期間に申込みをされた方の中から抽選で選び通知する内容へと変更になっております。また、先着5000名への開門神事参加之証の授与中止、福男による鏡開きが中止となっております。詳しくはHPをご確認ください。

毎年1月10日午前6時に行われる十日戎名物の西宮神社開門神事福男選びです。毎年5千人程の参加者がおり場所決めはくじ引きとなります。走る前から福男・福女としての「福」が試されますね。門から本殿までの約200mの参道を我先にと走り抜け、1番最初に辿り着いた人が一番福、2番目が二番福、3番目が三番福とされ、豪華賞品が進呈されます。

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西大寺会陽

※2021年開催未定

国の重要無形民族文化財にも指定される岡山県の「西大寺会陽」とは、日本三大奇祭のひとつにも数えられる裸祭りです。

寒さも厳しい2月の夜中、約一万人の裸の男たちがひしめきながら、宝木(しんぎ)が投げ込まれるのを待ち構えます。暗闇の中、宝木が投げ込まれ、裸の男たちが宝木を手に入れようと争奪戦が繰り広げられますが、その熾烈さから骨折などの重傷者が出ることもしばしばだとか…宝木を手に入れた人は「福男」とよばれ、福が得られると言われます。

【西大寺会陽】なぜ真冬の裸祭りに1万人もの人が集まるのか!?【体験レポート】

新春韋駄天競走

※2021年開催未定

韋駄天競走は、東日本大震災での津波被害の記憶を残すため、そして「津波が来たら高台へ」という教訓を忘れないために始まった福男福女選びです。

毎年節分の時期に釜石市の仙寿院で開催され、震災時に多くの人が避難して九死に一生を得た高台がゴールになっています。

走行距離は286m、高台へ向かって走るその高低差は約30mとなかなか厳しい道のりです。しかし、年齢・性別で6部門に分かれ、各部門で福男・福女を決めるので女性や子どもにも福男・福女になるチャンスがあります。

国府宮はだか祭り

※2021年は新型コロナウイルス蔓延の影響で儺追神事に伴う 下帯姿(はだか)での揉み合い・なおい笹の奉納(参拝) は中⽌となりました。詳しくはHPをご確認ください。

国府宮はだか祭りは、愛知県稲沢市の尾張大国霊神社で行われる厄落としの為の祭りです。

開催は「旧正月の13日」と決まっており、毎年日程が違います。

祭りの三日前に儺負人(なおいにん)という触ると厄を落としてくれるとされる「神男」をみくじで決めます。

厄落としということで、裸男の参加者は厄年(42歳と25歳)の男性が主になりますが、裸になれない老若男女の分も奉納された儺負笹に込め、その分の厄を引き受けて「神男」に触れようともみ合います。

そして、裸男たちの厄を一切に引き受けた神男の退場をもって厄落とし終了となる迫力のお祭です。

暁まいり福男福女競走

※2021年開催未定

福島市信夫山の羽黒神社にわらじを奉納し、五穀豊穣や健康祈願をするお祭りです。そのお祭りの中で福男・福女を決める「暁まいり福男福女競走」が行われます。

参加者は配布されたわらじを持って1番参拝を目指し、約1.3㎞を走り抜けます。

「暁まいり福男福女競走」では「カップル賞」や「コスプレ賞」「親子賞」など現代に合わせたユニークな賞があり、若い人でも楽しんで参加できます。

都城もちお桜まつり

※2021年開催未定

「日本さくら名所百選」にも選ばれた桜の名所である宮崎県都城市の母智丘(もちお)公園で桜の見頃の時期に開催される「都城もちお桜まつり」の中で福男・福女を決める競争があるのです。

その名も「母智丘神社の鈴を鳴らせ!!さくら福男・さくら福女競争」。桜が咲き誇る中、母智丘神社への階段290段を含む約2㎞のコースを駆け抜けます。

さくら福男さくら福女には健康と安全のご利益があるといわれます。

全国各地の「福男・福女選び」をご紹介しました。

福男・福女というと、自分自身が幸せになるためのものと思われがちですが、周囲の人に福を与えるパワーを得るという意味もあるそうです。今年は福男・福女にチャレンジして、自分だけでなく、周りの大切な人たちに「福のお裾分け」をしてあげてはどうでしょうか?

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