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【源氏川彼岸花観賞会】桃源橋の北の川沿いで成長過程を観察できる彼岸花

更新日:2020/10/7 obaq
【源氏川彼岸花観賞会】桃源橋の北の川沿いで成長過程を観察できる彼岸花

茨城県常陸太田市を流れる源氏川の両岸を彩る彼岸花

初秋に放射状の花を咲かせる彼岸花の姿を見ると、夏の猛暑の和らぎが感じられ癒されるものでしょう。茨城県常陸太田市を流れる源氏川の川沿いには彼岸花が植栽され、例年9月中旬から下旬にかけて初秋の彩りで包まれます。2019年は長い梅雨のため開花時期が遅れましたが、9月27日~10月3日に「源氏川彼岸花観賞会」が開催されました。2020年は新型コロナウイルス感染防止のため、「源氏川彼岸花観賞会」は中止となりましたが、例年通り彼岸花が源氏川を彩っています。

源氏川の川沿いに咲く彼岸花

源氏川彼岸花観賞会の会場案内

2020年「源氏川彼岸花観賞会」中止の掲示

「源氏川彼岸花観賞会」の会場へのアクセス

源氏川の彼岸花は、「源氏川の彼岸花を保存する会」によって管理されています。源氏川に架かる桃源橋から北の堤防に約10万本の彼岸花が育てられます。「源氏川彼岸花観賞会」の会場に公共交通機関を利用して訪れる場合は、JR常陸太田駅からバスに乗車し、宮本町のバス停で下車するのが便利です。マイカーで訪れる場合は、桃源橋から約300メートル北の河原に設けられた駐車場が利用できます。この駐車場が会場の北の端となります。

源氏川に架かる桃源橋

源氏川に架かる桃源橋

桃源橋から約300メートル北の河原に設けられた駐車場

源氏川の流れに沿って花を咲かせる彼岸花

駐車場から桃源橋に向かって彼岸花がラインを作ります。花が開く時期はエリアによって少し異なり、駐車場周辺から南に向かって開花が進んでいきます。2020年は9月25日前後に駐車場周辺は見頃となりましたが、桃源橋付近は10月10日前後となりそうです。

「源氏川彼岸花観賞会」の駐車場付近に咲く彼岸花

「源氏川彼岸花観賞会」の駐車場付近に咲く彼岸花

「源氏川彼岸花観賞会」の駐車場付近に咲く彼岸花

「源氏川彼岸花観賞会」の桃源橋付近で開花を待つ彼岸花

源氏川の東岸の道は舗装されていますが、西岸は自然の土手道となっています。いずれの道も歩きやすく足元を気にすることはないでしょう。会場のほぼ中央には木橋が架けられ、角度を変えながら彼岸花を鑑賞することができます。

源氏川東岸の舗装道

源氏川西岸の自然の土手道

会場のほぼ中央で両岸を繋ぐ木橋

木橋の付近には、彼岸花とコラボするようにコスモスが咲いています。

木橋の付近で彼岸花とコラボするコスモス

木橋の付近で彼岸花とコラボするコスモス

木橋の付近で彼岸花とコラボするコスモス

木橋の付近で彼岸花とコラボするコスモス

発芽から開花までの彼岸花の成長の過程を観察

「源氏川彼岸花観賞会」では、エリアによって彼岸花の開花時期が異なるため、彼岸花の成長する様子を発芽から開花までのステップを追いながら観察することができます。地面に芽が顔を出した後、茎は1日に10センチ前後伸ばしていくのです。発芽すれば約1週間後には大きな花を咲かせるのです。

地面に顔を出した彼岸花の芽

1日に10センチ前後成長する彼岸花の茎

茨城県常陸太田市を流れる源氏川に架かる桃源橋から北に約300メートルの両岸は、例年9月中旬から下旬にかけて彼岸花が初秋の彩りで包まれ、「源氏川彼岸花観賞会」が開催されています。「源氏川の彼岸花を保存する会」が約10万本の彼岸花を丹精込めて育てています。エリアによって開花時期が前後するため、時期によっては発芽から開花までの彼岸花の成長を観察することができます。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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