毎年7月5日~7日に川口市で開催される「鳩ケ谷氷川神社七夕まつり」
七夕の日には、織姫と彦星が一年に一度7月7日に、天の川を渡って出会うという伝説に基づき、短冊に願い事を書いて竹笹に飾り付ける習慣が根づきました。埼玉県川口市に社殿を構える鳩ケ谷氷川神社では毎年7月5日~7日の3日間、境内に竹笹が設置され「七夕まつり」が開催されています。2021年は新型コロナウイルス感染防止のため、露店の出店はありませんでしたが、神事などは例年通り行われました。
7月7日の18:30から斎行される七夕の神事
鳩ケ谷氷川神社での七夕の神事は、7月7日の18:30から十数分程度行われます。定刻になると宮司や神職が拝殿前に姿を現し、お祓い、献饌、祝詞の奏上などが粛々と行われます。
七夕の神事が終わると、拝殿に献饌されていたお饅頭が参詣者に配布されます。
両側に竹笹が設けられる拝殿や神門
「七夕まつり」開催中の3日間には、拝殿や神門の両側に竹笹が設けられます。短冊や願い事の記入用の机も設置されているので、予めの準備は必要ありません。
拝殿の西に隣接する社務所では、「七夕まつり」開催日を含み、その前後には「夏越大祓」、「七夕祭」、「夏詣」など期間限定の御朱印を頂くことができます。
鳩ヶ谷宿の中心地に創建された鳩ケ谷総鎮守
鳩ケ谷氷川神社は、1394年に鳩ヶ谷宿の中心地に創建され、鳩ケ谷総鎮守として篤い信仰を受けてきました。1600年には奥州出陣の途中に徳川家康が、境内で休息をとったと伝わります。埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の鳩ケ谷駅からは北東500メートル足らずに社殿を構え、駅からは3つの鳥居が神社に導いてくれます。路線バスを利用する場合は、鳩ケ谷本町一丁目が最寄りのバス停となります。
埼玉県川口市の鳩ケ谷総鎮守の鳩ケ谷氷川神社では、毎年7月5日~7日に「七夕まつり」が開催されています。7月7日には18:30から厳粛な神事が行われた後、饅頭の配布が行われます。拝殿や神門の両側には竹笹がされ、短冊記入所も設けられるので、手ぶらで願い事を伝えることができます。