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東日本唯一の現存天守「弘前城雪燈籠まつり」が開催される弘前城を築城した津軽信牧の功績

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江戸時代からの現存天守12箇所のうち東日本唯一の弘前城。天正18年(1590)、津軽地方の統一を成し遂げた大浦為信(後の津軽為信)が、豊臣秀吉から4万5千石の領地を獲得。後に関ヶ原合戦で東軍につき、徳川家康より加増を受け4万7千石の弘前藩が成立しました。

弘前城の築城は慶長9年(1604)為信が京都で客死したため中断しますが、慶長14年(1609) 2代目信枚が築城を再開、慶長16年(1611)、 僅か1年と数か月で弘前城が落成します。当時の天守は寛永4年(1627)に落雷のため焼失、現在は文化8年(1810)に再建されたものです。

現代では桜の名所として名高い弘前城ですが、「弘前城雪燈籠まつり」は、雪深い地域ならでは城の荘厳さと、燈籠の暖かさを堪能できます。そんな弘前城と、弘前藩の ...

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