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2023年は4年ぶりに「入谷朝顔まつり」が戻ってくる!ずらっと並んだ朝顔が東京の夏を告げる!

2023/7/3
2023/7/3
2023年は4年ぶりに「入谷朝顔まつり」が戻ってくる!ずらっと並んだ朝顔が東京の夏を告げる!

いよいよ4年ぶりに東京下町の夏の風物詩「入谷朝顔まつり」が戻ってきます。

コロナ禍以前は例年七夕前後に行われていたこのお祭り、2023年も7月6日〜8日間の3日間の日程で開催されます。

この記事では2019年の開催レポートを合わせ、2023年の開催情報をお届けします。

東京・下町に夏を告げるお祭り

台東区・入谷、上野駅からもほど近い東京の下町地域。この地域に夏を告げるお祭りが「入谷朝顔まつり」です!

毎年7月7日の七夕前後に3日間行われ、地元周辺の方々を中心に盛り上がる入谷朝顔まつり。このお祭りの中心地「入谷鬼子母神」前の言問通り沿いにはたくさんの朝顔屋さんと屋台が立ち並びます!

沿道を埋め尽くす朝顔がきれい

言問通りの沿道には、約50軒とも言われる朝顔屋さんがずらっと並びます!

私が行ったのは夕方だったので花が閉じがちでしたが、朝9時までに行くと花を咲かせた朝顔をたくさん見られるとのことでした!

朝顔屋さんが並ぶ通りを歩いていると、店主とお客さんとの粋な掛け合いを見ることもできます。

朝顔は約2000円で一株が売られています。これはどこのお店もだいたい一緒の価格です。次から次へと良い朝顔は売れていってしまうので、気に入った朝顔があったら迷わず買ってしまいましょう!

屋台でグルメに舌鼓も

朝顔屋さんとともに存在感を放っているのが、良い香りでお客さんを引き付ける屋台の数々です!

夏らしく焼きトウモロコシが売れらていました!

こちらは技が光るあんず飴屋さん。水あめを練る様子が見れるのも下町ならではですね!

毎年約100軒の屋台が連なるそうです。ぜひ入谷朝顔まつりへ来たら、グルメもチェックしてみてください!

夜はライトアップが美しい!

日が沈むと、ライトアップで照らされた朝顔がさらに美しいです!言問通り、入谷鬼子母神と朝顔屋さんが並ぶ場所が主にライトアップされています。

入谷鬼子母神への入口はこんな感じ。ずらっと提灯が並びきれいです!ちなみにこちらの提灯、一個一個手書きで描かれているそうで、職人の技を感じますね。

境内でも朝顔を購入することができます。こちらでは一株500円で買えるミニサイズの「つまみ朝顔」があり、初心者にもおすすめです!

また入谷鬼子母神境内で売られる、朝顔グッズも要必見です!こちらはお祭り期間限定の「朝顔のお守り」。大きいサイズと小さいサイズがあり、小さいサイズはピンが付いているのでヘアピンとして髪につけている方もいました!ご利益があって、お祭りのファッションにも使えるのはいいですね!

そしてこちらの朝顔のお守りを購入すると、お寺の方が火打石を打ちながらお経を唱えお清めをしてくれます!

そもそもなんで朝顔まつりが開かれる?

たくさんの人で賑わう入谷朝顔まつりですが、そもそもなぜ入谷は朝顔が有名なのでしょうか?その発祥は江戸時代後期にまで遡ります。

江戸時代後期の文化・文政年間(1804~30年)に、入谷のお隣の御徒町周辺に住んでいた下級武士「御徒目付」が朝顔の栽培をはじめたのが入谷朝顔の起源と言われています。その後明治維新を迎え、入谷の植木屋さん数十軒が朝顔の栽培を継承し、入谷田圃(いりやたんぼ)と呼ばれ空いていた土地で朝顔を育てることが盛んになっていったそうです。一時には1000種類を超える朝顔が育てられていたんだとか。職人さんの技、恐るべしですね!

その後明治中頃には、植木職人が競い合うように朝顔を見せ合うようになり市が立ったことが、現在の入谷朝顔まつりにつながったそうです。

入谷朝顔まつり、いかがでしたでしょうか?毎年七夕前後の3日間で開催されるこのお祭り。実はこの時期に開催される理由に、七夕が関係しています。七夕と言えば彦星と織姫が会う日として知られていますが、彦星の別名を牽牛(けんぎゅう)と言います。そして朝顔の別名は牽牛花(けんぎゅうか)。そんな縁もあり、朝顔がきれいに咲く七夕のこの時期に入谷朝顔まつりが開催されているそうです。

七夕にはぜひ入谷へ来てお気に入りの朝顔を探してみてください!!

2023年開催情報!

【日時】

2023年7月6日(木)〜8日(土)

【場所】

入谷鬼子母神境内及び周辺(東京都台東区下谷1丁目12−16 入谷鬼子母神)

【アクセス】

JR鶯谷駅南口徒歩3分
地下鉄入谷駅徒歩1分

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