日本三大だるま市
東京都調布市にある深大寺。都内では浅草寺に次ぐ古刹とも称される、歴史ある天台宗のお寺です。こちらで毎年3月3、4日に行われているお祭りがあります。「深大寺だるま市(厄除元三大師大祭)」です!
深大寺だるま市は、高崎だるま市(群馬県高崎市)、毘沙門天だるま市(静岡県富士市)と並び、日本三大だるま市に数えられています。毎年盛大に行われていて、山門を前に期待が膨らみますね!
今年は感染症との兼ね合いから開催が危ぶまれましたが、こちらのポスターがSNS上でも話題になりましたね!無事開催されて良かったと言うところで、現地情報を速報でお届けしていきます!
※例年行われているお練り行列は、感染症対策の観点から中止となりました。
一面に並ぶ真っ赤なだるま!
さあ深大寺境内へやってくると、辺り一面真っ赤なだるまが並びます!
右も左もだるま!あきる野市や昭島市などの都内各所をはじめ、高崎や埼玉から来ているだるま屋さんもいました!
次から次へとだるまを買い求めるお客さんが来ています!
1つ1つ顔が違うので、お好みのだるまを探すのも楽しいですね!
合格祈願の白いだるまや、金運が上がりそうな金ぴかのだるまも!
カラフルなだるまもかわいらしいですね!
こちらは眉毛、ヒゲが凛々しい!
アマビエだるまも登場していました!力を借りて、平穏な日常、例年通りのお祭りが行われるようになることを願うばかりです。
お坊さんによる目入れ
深大寺だるま市の特徴の一つは、購入しただるまにお坊さんから目を入れてもらうことができる点です!お堂の中で書いてもらうことができるのですが、まずはその前にお浄めをしていただきます。
お堂の中では、ソーシャルディスタンスを保ちながら、次々とだるまへ目入れが行われていました!
早速ですが、私も体験してきました!こちらのだるまが…
こうなりました!
左目に梵字が入ったのが分かりますでしょうか?深大寺さん曰く、『物事の始まりを意味する「阿」字を入れて開眼し、心願叶ったダルマの右目には物事の成就を意味する「吽」字を入れ感謝の意を込めて寺に納めます。』とのことです。購入しただるまは開眼してもらい、お家へ持ち帰るようにしましょう!なおこの目入れをお願いする際には、お気持ちをお坊さんにお納めください。
深大寺と言えば、そば・饅頭も有名!
深大寺と言えば、グルメも満載です!参道にはたくさんのお店が並び、名物が揃います。まずは草饅頭です!
お団子を焼く、良い匂いも漂います!
そして欠かせないのが、深大寺そば!武蔵野台地のヘリにある深大寺は、きれいな水が染み出す湧水地としても知られています!水が良い所はそばもおいしい、と言うことで参道にはたくさんのおそば屋さんが軒を連ねます。本日は多聞さんで、二八の天ぷらそばをいただきました!そばの香りが良く、甘めの汁ともマッチしておいしかったです!
グルメ・物販の露店もたくさん
参道には露店も立ち並び、こちらも良い香りを周囲に放ち食欲をそそってきます!
口上巧みに唐辛子を調合していく、こんなお店もありました!
三陸ワカメを販売するお店も!
そのほかにも乾物屋さんやたくあん屋さん、果物を売るお店なんかもありました!
アクセス
都心から深大寺へ来る際は、京王線でつつじヶ丘駅まで来て、駅北口から京王バスに乗るのがおすすめです。バスに乗ること15分程で、深大寺前へと到着します!