目次
例年5月中旬から6月上旬に鴻巣市で開催される「花久の里バラまつり」
四季に恵まれる日本では、春から夏にかけて多種多様の花が目に潤いを与えてくれます。埼玉県鴻巣市では花の栽培が盛んに行われ、チューリップやポピーなどの市内の各所を彩り、「こうのす花まつり」が開催されています。花久の里ではローズガーデンが設けられ、例年5月中旬から6月上旬にかけて豊かな彩りの花を咲かせます。「こうのす花まつり」ではバラまつりの会場となります。2021年は5月8日~16日に「花久の里バラまつり」が行われました。
花久の里はJR高崎線の鴻巣駅から北約6キロに、2002年に「花と音楽の館かわさと」としてオープンしました。敷地の中央には江戸時代末期の1851年に建築された民家造りの旧母屋が移築され、定期的にコンサートが行われています。正面玄関の長屋門も特徴的で、歴史感を漂わせています。
イングリッシュローズをメインに約200種類、約800本のバラが植栽されるローズガーデン
敷地中央の旧母屋を取り囲むようにローズガーデンが整備されています。イングリッシュローズをメインに約200種類、約800本のバラが植栽されています。ガーデンの中心では豊かな彩りのバラが、何重にもリングを描いています。
バラのリングの外周にも多種類のバラがユニークな姿を見せてくれます。
バラのリングからバラのゲート潜って西のエリアに入ると、円形の広場をバラが豊かに彩っています。
ローズガーデンに接するテラスでは、熱心に写生をする人々の姿を見かけることができます。長屋門の外や駐車場もバラで包まれ、「花久の里バラまつり」の期間中は、敷地全体にバラの彩りが溢れます。
ご当地グルメの「川幅うどん」を味わうことができる食事処の花音里
ローズガーデンのバラの花で包まれる旧母屋には、食事処の花音里が設けられています。鴻巣市を流れる荒川が川幅日本一であることから、ご当地グルメの「川幅うどん」が産まれ、花音里はその名店として評価されています。
花久の里の名バラ20選
花久の里のローズガーデンでは約200種類のバラが植栽されていますが、その中から名バラを20種類ご紹介します。
花久の里に公共交通機関を利用して訪れる場合、JR高崎線の鴻巣駅からバスを利用することになります。路線バスの他、「こうのす花まつり」の期間中にはシャトルバスも運行されます。
埼玉県鴻巣市の花久の里にはローズガーデンが設けられ、約200種類、約800本のバラが植栽されています。例年5月中旬から6月上旬にかけて園内は豊かな彩りで包まれ、「花久の里バラまつり」が開催されます。