新年の川越が舞台
新年、明けましておめでとうございます!2022年を迎え、日本各地で新年を祝うお祭りやイベントが開催されていますね!埼玉県川越市でも、毎年恒例の新年を飾るお祭りがあります。「初大師だるま市」です!
初大師だるま市は、毎年1月3日に市内中心部の名刹「喜多院」を中心に行われているお祭りで、文字通りだるまを売る市が立ち、縁起物を求める多くの方が訪れ賑わいます!2022年は感染症対策の観点から縮小開催とはなりましたが、昨日無事開催されましたのでその様子をご紹介していきます!
境内を埋め尽くすだるま
喜多院の境内へとやってくると、だるまを求める方、初詣の参拝客でいっぱいです!まずは慈恵堂(本堂)をお参りしましょう。ちなみにこちらは江戸時代前期の1639年の建築で、埼玉県指定有形文化財にもなっています。
さあ、本堂から振り返ると立ち並ぶだるま市!大小さまざまなだるまが凛と存在しています!
「福入」とお腹に書かれただるまも。縁起が良いですね!
こちらにはまゆげが丸く、優しいお顔のだるまもありました。一つ一つ微妙にお顔も違うので、お気に入りのだるまを見つけたいところです!
小さくてカラフルなだるまの姿も!かわいらしいですね。
だるま市の様子を動画でもどうぞ!お経が響く境内は雰囲気がありますよ!
明けましておめでとうございます!
2022年の初祭りは、川越は喜多院で行われている「初大師だるま市」になりました!
境内や参道には屋台が並び新年から活気があります。だるまを求める人、初詣の客が合わさっての盛り上がりが良いですね! pic.twitter.com/gthusz2ey4— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) January 3, 2022
縁起物、グルメの屋台も!
お正月と言うこともあり、開運・厄除けのご利益に期待したい縁起物を売る屋台も並びます。まずは破魔矢から!
破魔矢もだるま同様に大小いくつかのサイズで販売していますので、ご自宅にちょうど良い大きさを探してみてください!
お次は熊手!都内では11月の酉の日に行われる酉の市での販売が有名ですが、お正月にも手に入るのはありがたいですね。豪華な縁起物がたくさんつけられた熊手は、ご利益がありそうです。よく見るとだるま市に合わせ、だるまが飾られた熊手まで登場していました!
今年の干支、虎が乗せられた熊手も。白虎がおめでたいですね!
続いてはグルメ屋台をご紹介。お正月からお祭りグルメが食べられますよ!こちらの屋台はだるま市を囲みように喜多院の境内に立ち並んでいます。
お祭りグルメの定番、たこ焼きです!大きなたこが入った生地を、器用に丸くしていく様子は名人芸ですね!
こちらも定番の焼きそば!辺りに漂うソースの香りがたまらないです!
他にも甘酒や焼きそば、串焼きにじゃがバター、デザートではりんご飴など、たくさんの屋台が出ていました!
境内から北に延びる参道にもぎっしりと屋台が並びます。
参道横にある成田山川越別院の境内にも屋台が出ていましたので、お参りも兼ねてこちらもチェックしてみてくださいね!
周辺情報・アクセス
小江戸とも称される川越ですが、その中心地の蔵造りの街並みエリアへ、喜多院から徒歩10分程で行くことができます。こちらがその街並みです!
さらに進むと川越のシンボル、時の鐘も見ることができますよ。高さは約16mもあるんだとか!
そして川越の名物と言えば、鰻!蔵造りの街並みの中には、いくつもの老舗が軒を連ねています。ぜひ、川越の鰻の味を楽しんで行ってください!
続いてはやきとん!埼玉名物の一つで、味噌だれを付けて食べるのが埼玉流です。駅周辺に提供するお店複数ありますので、ぜひお試しください!
■アクセス
西武新宿線 本川越駅より徒歩約15分。
東武東上線 川越市駅より徒歩約18分。
東武東上線・JR 川越駅より徒歩約20分。
川越、喜多院を舞台に行われる「初大師だるま市」は、毎年1月3日の開催です!ぜひお正月のお祭りを味わいに来てみてください!
2022年1月のだるま市情報(予定)
【6日(木)、7日(金)】少林山七草大祭だるま市(群馬県)
【9日(日)】前橋初市(群馬県)、真岡初市(栃木県)、初こんぴら祭(東京都)
【10日(月・祝)】永源寺のだるま市(埼玉県)、溝のだるま市(神奈川県)、初こんぴら祭(東京都)
【11日(火)】伊勢崎初市(群馬県)
【16日(日)】上三川初市(栃木県)、熊谷初市(埼玉県)
※上記は自治体、主催等から情報が出ている箇所です。今後の状況によっては開催変更になる場合もございます。