2023年9月16日から、埼玉県日高市で「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されます!
日本最大級500万本のヒガンバナが楽しめるまつり。この記事では、2019年の現地レポートとともに、2023年の開催情報をお届けします。
目次
・期間が当初予定より1週間延長となった2019年の「巾着田曼珠沙華まつり」
曼珠沙華は例年、秋のお彼岸前後に可憐な赤い花を咲かせるヒガンバナです。埼玉県日高市を流れる高麗川が蛇行するため、「巾着田」と呼ばれるようになった公園には約500万本の曼珠沙華が群生しています。毎年、「巾着田曼珠沙華まつり」が開催され、2019年は9月14日~9月29日でした。ところが気候の影響で、開花が1週間程遅れました。9月28日には上流から中流のエリアは見頃を迎えていました。園内の屋台の出店は10月6日まで延長され、今年は10月中旬頃まで曼珠沙華の花を楽しむことができそうです。ここでは、2019年9月28日の各所の様子を70枚の写真で紹介します。
「巾着田」に電車で訪れる場合の最寄り駅は、西武池袋線の高麗駅です。駅からは徒歩約15分のアクセスです。高麗駅から「巾着田」に向かう道の両側にも色とりどりの花が咲き、気分を盛り上げてくれます。
・高麗川の上流から下流に広がる曼珠沙華の赤い絨毯
「巾着田曼珠沙華公園」には鹿台橋の南から高麗川に沿って約3.4ヘクタールにわたって約500万本の曼珠沙華が群生し、その規模は日本最大級です。上流エリアの曼珠沙華の花が咲き始めると、日を追うように下流に向かって開花が進みます。見頃時期には園内は真赤な絨毯が敷きつめられたかのようです。
中流エリアには、ドレミファ橋が架かります。水面すれすれに架けられた橋からは、高麗川の清水に触れることができます。河川敷には真赤に染まりますが、白い曼殊沙華が混ざるエリアもあります。
公園の端となる下流エリアのあいあい橋は、橋桁が三角形を描きながら繋がっています。このトラス構造による橋としては、日本最長級なのです。あいあい橋の下や河川敷にも真赤な絨毯が敷きつめられています。
・ご当地グルメや民芸品の屋台が並ぶ「ふれあい広場」
「巾着田曼珠沙華まつり」の期間中には中流エリアと下流エリアのつなぎ目となる「ふれあい広場」には、グルメや民芸品の屋台が並びます。日高市の特産品の栗を素材とする食品や高麗鍋のようなご当地グルメなど珍しいものを見かけることができます。また、特設ステージも設けられ、様々なイベントが行われます。
・高麗駅と巾着田を繋ぐ道沿いに並ぶ売店には意外なものも
曼殊沙華の可憐な花を眺めた後の帰り道では、道沿いに並ぶ売店でお土産を買うのもいいでしょう。
埼玉県日高市を流れる高麗川の河川敷は「巾着田」と呼ばれ、約500万本の曼珠沙華が群生しています。毎年、「巾着田曼珠沙華まつり」が開催され、2019年は9月14日~9月29日でした。ところが気候の影響で、開花が1週間程遅れたため、屋台の出店が10月6日まで延長されています。2019年は10月中旬頃まで曼珠沙華の花を楽しむことができそうです。
2023年の開催情報!
日時:
2023年9月16日(土)~10月1日(日)午前9時~午後4時30分
※曼珠沙華群生地内への入場は午前7時から午後5時まで
※開花状況により変更する場合があります。
場所:
巾着田曼珠沙華公園内(埼玉県日高市高麗本郷125-2)
入場料:
1人500円(1日)有料入場時間:午前7時~午後5時