3日間で50万人以上が集まり、フィナーレには交差点から溢れるほどの人が櫓を囲み、桐生八木節を踊って熱狂する、桐生八木節まつり。群馬県桐生市を代表する夏祭りです。
地域の人々に愛され続けた桐生八木節が主役となる、現在の形で祭りが開催されたのは昭和39年(1964年)のこと。
以来、2019年までは毎年欠かさずに開催されてきましたが、2020年、新型コロナウイルスの影響ではじめての中止に。続く2021年も中止となりました。また祭りだけでなく、多くのチームが練習の機会を奪われてしまいました。
しかし、その間もオンラインでの取り組みを行うなど、桐生八木節の灯りは消えることなく、2022年の今年、規模を縮小しながらも“桐生八木節まつり”が復活の狼煙をあげることとなったのです。
そこで今回は、桐 ...