出雲の大国主命とご同神の大國魂大神を祀る府中の森の由緒正しい神社である大國魂神社。そこで毎年、栗の収穫期である秋に行われるのが「くり祭」です。江戸の里神楽の奉納や山車の巡行のほか、夜には、参道に並ぶ行灯に灯りがともされる幻想的な雰囲気や、多くの出店があった露店グルメもあり、味わい深い時間を過ごすことができました。2022年のくり祭の様子をレポートします。
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)は、京王線府中駅南口から徒歩5分ほどのところにある緑豊かな神社です。出雲の大国主神とご同神の大國魂大神を、武蔵国の守り神としてお祀りしています。この大神は大昔、武蔵国を開かれて、人々に衣食住の道を教え、医療法やまじないの術も授けたとされ、福神、縁結び、厄除 ...