福岡ってこんなとこ
九州北部に位置する福岡県。県庁所在地の福岡市には100万人を越える方が住むと言った大都市を抱え、貿易港や韓国との定期船があるなど、アジアへ開かれた玄関口として機能している県です!また玄界灘や瀬戸内海と言った海、筑後山地と言った山を持ち、豊かな自然も魅力の1つ。食に目線を移せば、長浜ラーメンにもつ鍋、水炊きに能古うどんなど数えきれないほどの名物があります!その中から今回はお土産としても人気の「明太子」をご紹介していきます!
「明太子」はなぜ定番のお土産に?
福岡の名産品の代表格と言っても良い「明太子」。明太子の原料は鱈の卵のたらこですが、福岡近海で鱈が獲れるのかと言うとそんなことはありません!鱈が国内で獲れるのは東北や北海道などの寒い地域です。ではなぜ明太子が福岡で有名になったのでしょうか?そのルーツには戦後すぐの1948年(昭和23年)に福岡市の繁華街、中洲で創業された明太子の老舗「ふくや」の創業者、川原俊夫さんが関係しています。
この川原さん、幼少期だった戦時中に韓国の釜山で過ごしたんだそうです。その時に出会ったのが「たらこのキムチ漬け」。戦後福岡に帰ってきた川原さんですが、釜山で体験したこの味を再現しようとつくったのが、明太子のはじまりなんだとか!創業の翌年の1949年の1月10日、十日恵比須神社大祭に合わせて発売し、日本ではじめての明太子が誕生しました!
食べんとわからん「辛子めんたい」
明太子のルーツをご紹介してきましたが、福岡では福岡空港や博多駅をはじめ、観光の拠点では必ず明太子が販売されています!先ほどのふくやをはじめ、やまや、かねふく等たくさんの明太子の名店がありますが、今回はその中から福さ屋の「辛子めんたい切子」をご紹介します!
福さ屋さん、地元では「食べんとわからん、わからん。」とおばあちゃんが言っているCMでも知られているのでは二でしょうか?
こちらの明太子ですが、お土産用はもちろん、ご家庭用にお買い得になった切子が販売されています!福さ屋さんの明太子は、イワシを使った魚醤でのコク出し、ピリッとしっかりさせる唐辛子の風味が特徴的です!外袋から出したら分かる、このボリューム感が嬉しいですね!
お皿に出すと、このぷっくりした姿がたまらない!
そのままご飯に乗せて食べても、お酒のあてとしても最高な明太子!
切子はその名の通り切れていてほぐしやすいので、お茶漬けやパスタ等の具材としても使いやすく重宝しちゃいますね!旨みの詰まった福さ屋さんの明太子、ぜひお試しください!
■ご紹介した商品
【商品名】福さ屋切れ子 180g
【価格】1080円(税込)
【購入店舗】ザ・博多(有楽町にあるアンテナショップ)
明太子風味のお煎餅「めんべい」
福岡名物の明太子ですが、様々なお土産になっています。その筆頭が「めんべい」です!
めんべいはその名の通り、明太子のお煎餅!明太子をはじめとした魚介の香ばしい風味に、カリっとした食感がおいしいこちら。都内にある福岡県のアンテナショップ「ザ・博多」で小分けになっている商品を発見したので、ご紹介します!
プレーン、辛口、マヨネーズ味の三種が販売されていました。すべて1商品2袋入り。さらにその袋に2枚ずつ入っている満足サイズ。そのめんべいの姿はこちらです!このめんべいの味わいを、実食レポートでお伝えします!
まずプレーン。明太子の旨みが詰まった舌が喜ぶお煎餅です!辛口はさらに辛さが増され、じわじわ来るホットな口当たりがたまらないです。マヨネーズ味はその風味からタコ焼きを食べているかのよう。粉物を売っているお祭りの屋台の風景が思い浮かぶかのような味わいでした。どちらもおやつとしてはもちろん、お酒と合わせて食べてるのに最適ですね!
■ご紹介した商品
【商品名】めんべい
【価格】プレーン 140円(税込)、辛口・マヨネーズ味 160円(税込)
【購入店舗】ザ・博多(有楽町にあるアンテナショップ)
十日恵比寿神社正月大祭
明太子発祥のふくやさんが、この日に発売を開始したと言う十日恵比寿神社正月大祭。いまでも毎年1月8日から11日の4日間で行われています!期間中はたくさんの屋台が並び、神社では様々な神事が行われるお祭り。また商売繁盛に欠かせない福笹の授与も行われます!
おはようございます。1月11日「残りえびす」です。福笹の授与は本日までとなっております!⛩(初穂料1体500円)
明日からは福笹なしの福引を社務所にて開設致します(9時半から16時半まで)#福岡 #十日恵比須神社 #十日恵比須神社正月大祭 pic.twitter.com/f1ASa4Wah9— 十日恵比須神社【公式】 (@tookaebisu_) January 10, 2021