「都をどり」は京都・祇園甲部の舞踊公演。春の風物詩として、140年以上に渡って親しまれてきました。
2019年は4月1日(月)~27日(土)の日程で開催中。SNS上にアップされている「都をどり」の投稿を紹介しつつ、その魅力に迫ります。
都をどりとは?
「都をどり」は、京都祇園にある祇園甲部歌舞練場で催される恒例舞踊会。
1872年(明治5年)、京都博覧会の余興として舞妓・芸妓が舞踊会を行ったことをきっかけとしてその幕を開け、現在は東京の東(あずま)をどりとともに舞踊界の年中行事となっています。
「都をどり」の舞台は、約1時間、全8景の一幕仕立て。いったん幕が上がると決して幕を下ろすことなく、春・夏・秋・冬、そして再び春の情景を舞い表しています。
春の観光シーズン真っ只中ということもあり、「都をどり」と合わせて京都を楽しむ旅行客で大いに賑わいます。
第143回都をどりダイジェスト動画(京都市観光協会さん作成)です。 143rd Miyako Odori https://t.co/Vl8EaJWoCV
歌舞会作成の動画 https://t.co/TtiXXNEf8Z と合わせて、ぜひご覧くださいませ。— 都をどり (@Miyako_Odori) 2019年4月1日
京都の春といえば #都をどり 。
今年も「ヨーイヤサー」の可愛らしい掛け声が聞けて嬉しい。
フィナーレの満開の桜の中での踊りは夢のように美しいよ。。。 pic.twitter.com/iQ5KhGXmiw— 茉莉@プロ京都 (@matsuri_kyoto) 2019年4月11日
舞妓はんたちが美しい!
京都といえば美しい舞妓はん!「都をどり」の舞台に立つみなさんをインスタ上でも拝見することができます♪
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金沢の福光屋さんから 飲む点滴のお部屋見舞い これで美しさを保ちながら舞台に励みます。 いつもおおきに #福光屋 #シルキー糀甘酒 #飲む点滴 #加賀鳶も美味しいよぉ #都をどり
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本日新年号令和の決定と共に 都をどりの幕が華々しく開きました。 27日の千秋楽迄どうぞ宜しぃお頼申します。 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。 #南座 #都をどり #令和
月間茶の間さんに取材していただきました。
槇里子(まりこ)さんと美羽子(みわこ)さんのインタビューつきです。https://t.co/lGUpmqCaLs#祇園甲部#舞妓 #芸妓#都をどり— 都をどり (@Miyako_Odori) 2019年3月13日
2019年は新開場の京都南座にて
都をどりの本拠地である祇園甲部歌舞練場が耐震改修中のため、2019年は新開場の京都南座にて行われます。
#南座新開場記念 #都をどり がいよいよ明日 4月1日に初日を迎えます!
南座の正面には #京都造形芸術大学 学生の皆さまに書いていただきました看板が掲げられています!
今年の都をどりは、全8景からなる「#御代始歌舞伎彩」でございます。 皆様のご来場お待ちしております🌸♩#祇園甲部 #芸妓 #舞妓 pic.twitter.com/6RTCuDRaG6— 南座 (@kyotominamiza) 2019年3月31日
昨年新開場した京都南座にて祇園甲部歌舞会「#都をどり」の舞台ざらいの立会いをさせていただいています。師匠の随行と代役。僕はほぼ拝見しているだけなので、役得です。京都らしい華やかさの真髄を観る事の出来る、素晴らしい舞台になりそうです。4月1日から27日まで。
南座は花道の下をくぐれる! pic.twitter.com/7k3comfVCD
— 藤舎 推峰/竜馬四重奏 翠 (@toshasuiho) 2019年3月29日
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南座公演はなんと67年ぶりで、戦後間もない1952年以来。前回が「接収されていた歌舞練場が返還される前年」と考えると、歴史の深さを実感できます。
先斗町・木屋町通りの雰囲気も一緒に楽しもう
京都の中心、河原町のほど近く、河原町通りと鴨川に挟まれた一帯が先斗町です。細い路地の左右にはオシャレな料理屋が立ち並び、観光客やデートを楽しむカップルで賑わいます。
その裏手にある木屋町通り。道沿いを流れる高瀬川には桜が植えられ、春には満開の桜が水面に映し出されます。
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春の陽気 眩しいくらいの桜 #京都 #先斗町 #四条河原町 #三条河原町 #kyoto #pontocho #shijokawaramachi #sanjokawaramachi
 
2019年、平成最後の都をどりは、4月27日(土)まで行われています。新緑の映える京都で、はんなりと舞踊鑑賞はいかがでしょうか。