2023年7月29日、茨城県守谷市で「八坂神社例大祭祇園祭」が開催されます!
神輿や山車の巡行が見どころのこの祭、この記事では、2022年の開催レポートともに2023年の開催情報をお届けします。
茨城・守谷の祇園祭
茨城県南部に位置する守谷市。秋葉原からつくばエキスプレスで30分強という立地から、都内へのアクセスも良い街です。この守谷市で毎年7月最終土曜日に行われているお祭りがあります。「八坂神社例大祭祇園祭」です!
八坂神社例大祭祇園祭の舞台の中心地となる、八坂神社。守谷総鎮守として知られ、806(大同元)年に牛頭天王宮をお祀りしたのがはじまりと言われています。また御祭神は素戔嗚尊(牛頭天王)で、京都の八坂神社と同じく7月にその例大祭として、祇園祭が開催されています!またこちらの祇園祭は、取手祇園祭、水海道祇園祭と並び、北総三大祇園祭にも数えられているお祭りです。
祇園祭当日、八坂神社へとやってくるとお祭りの開催を伝える提灯が掲げられていました。御祭神の素戔嗚尊には、厄除け、病気除けの力があるとされ、疫病退散・無病息災と書かれた提灯もありました。
お祭りに合わせ、社殿にはたくさんの方が参拝しています!
お囃子が響く参道
八坂神社を出て、鳥居前に延びる参道へと向かうと左右からお囃子が聞こえてきます。その盛り上がりの中、山車の姿も見えてきました!
上町若連の山車です!舞台では、ひょっとこがアクロバティックに踊りを披露しています!
時折こんな良い表情も!扇子を持って動く姿には勢いがあります。
違う山車へとやってきました。こちらでは白狐も活躍!
大衆を巻き込んでのこの盛り上がり!たまりませんねえ。
おかめ?と白狐の舞です。ファンサービスも熱い!#守谷祇園祭 #祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/y01i4byiof
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) July 30, 2022
和会の山車では、いろんな役者が登場しています。キレッキレの動きがかっこいい!
こちらでもひょっとこと並んで、白狐が登場。先ほどとは違い、髪がふさふさしてますね。
2台の屋台が並んでの舞も良いですね!#守谷祇園祭 #祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/0i1J9aqFol
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) July 30, 2022
宮神輿の宮入、「もみ」が必見
さあ、祇園祭もクライマックス!宮神輿が八坂神社へと向かいます。守谷の”も”でしょうか?”も”の提灯を掲げた皆さまを先導に、お神輿の行列が進んできます!
そして来ました、宮神輿です!例年であれば、各町会から選ばれた24人で担ぐと言う宮神輿ですが、この担ぎ様はかっこいいですね!
山車の間も通り抜け、宮神輿が四方に渡御していきます!
20時、宮入の時間を目前に、宮神輿が鳥居前へと到着しました!上下に宮神輿を揺らす、もみが見どころです!
宮入を目前にして、鳥居前へとやってきた宮神輿。2回も上下に揺らされました!#守谷祇園祭 #祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/RdveHLryER
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) July 30, 2022
各町の山車も集まり一本締めが行われ、いよいよ宮入が行われます!
宮入の瞬間は、動画でご覧ください!
守谷祇園祭、宮入の瞬間です!#祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/Wb2e1EBOjN
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) July 30, 2022
無事宮入が済み、社殿前でも再びもみが行われました!この光景は感無量ですね。
お祭りの開催まで、宮司さんをはじめ関係者の皆さまは困難が多かったと思いますが、このようにお祭りを開催してくださったのには感謝です!
山車が回る回る!
宮入が終わった後も、まだまだお祭りは続きます。山車が合わさってのパフォーマンスが見応え抜群です!
山車が向き合い、お囃子を叩き合います。これはアグレッシブで熱くなりますね!
宮入後も、屋台が向き合っての叩き合いがすごい!#守谷祇園祭 #祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/Hfbdvrq0T4
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さらに、守谷の山車は回るのです!こんな山車の動きを見たことがありますでしょうか?
2台揃って回転しています!守谷祇園祭の屋台はこんなに回るのか!#祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/8iBlbN74QI
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社殿の横にも山車が登場。提灯の灯りと共に、美しい光景ですね。
3台が出揃う場面も。お祭りのこの雰囲気がたまりません!
また宮入前の社殿横の神楽殿では、御神楽の奉納が続けられていました。こちらも見応えがあります。
夕闇に合わせて行われるこの雰囲気。クセになりそうですね。宮神輿、山車と合わせて、御神楽も要チェックです。
なんと、八坂神社の境内ではお神楽の奉納まで!お神輿に屋台に見どころがたくさんあります。#守谷祇園祭 #祭り #オマツリジャパン #茨城 pic.twitter.com/r6HqNo1ejI
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八坂神社例大祭祇園祭で、もう一つ特筆すべき点が、左に見える大幟(おおはた)です!祇園祭は別名、幟祭(のぼりまつり)とも呼ばれているそうで、大きな幟が各所に上がることでも知られています。素戔嗚尊や祇園御祭礼など、いくつかの文字が掲げられます。
露店ではお祭りグルメも!
守谷駅から八坂神社へと続く参道の道には、お祭りには欠かせないグルメを販売する露店も並びました。
焼きそばや、たこ焼きなどのお祭りグルメの定番が発する匂いは食欲をそそりますね!
暑い夏のお祭りと言うことで、かき氷を売る露店も。お好みの味が選べるのは嬉しいポイント!
そして埼玉以北の北関東のお祭り露店でよく見るイカ。特に茨城は煮イカに出会う確率が高いです。守谷でも御多分に漏れず、思わず唾が出てきてしまう香りを発する赤い煮イカに出会うことができました。
宮入後もこの活気です。お祭りの余韻を露店で楽しめるのは嬉しいですね!
アクセス
■守谷駅まで
・秋葉原駅からつくばエクスプレス快速で30分強で到着
・つくば駅からつくばエクスプレス快速で10分強で到着
・千葉駅からJR中央総武線で西船橋駅へ、JR武蔵野線に乗り換え南流山駅へ、つくばエクスプレス快速へ乗り換え2駅。60分強で到着
・大宮駅から東武野田線で流山おおたかの森駅へ、つくばエクスプレスへ乗り換え3駅。60分強で到着
■守谷駅から八坂神社まで
・徒歩8分で到着
2023年開催情報!
【日時】
2023年7月29日(土)歩行者天国は午後4時00分~午後10時00分まで
※午後8時前後に神輿が境内に宮入りするため、参拝が出来なくなる時間帯あり。祭礼は午後10時で終了。午後10時以降は清掃時間。
【場所】
八坂神社(茨城県守谷市本町629番地)
【歩行者天国】
神社前通り上町、仲町、下町商店街通り約800m、神社脇通り浄泉寺からタカナオ電気間300mで実施。