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バラエティー豊富な季節限定の御朱印を頂くことができる武蔵一宮氷川神社
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。さいたま市大宮区に社殿を構える武蔵一宮氷川神社では一年共通の御朱印に加えて、季節限定のものが次々に登場するので、繰り返し参拝をしたくなることでしょう。2021年には3月20日から4月7日まで、「さくら」の御朱印の頒布が行われました。続いて5月8日からは「ほたる」の御朱印の授与が行われています。さらに6月5日からは「茅の輪くぐり」の御朱印が加わります。季節の御朱印は期間限定ではなく、数量限定なので早めに神社に訪れる必要があります。
武蔵一宮氷川神社では拝殿の東に隣接する授与所で御朱印を頂くことができます。
武蔵一宮氷川神社の授与所では朱印帳をはじめ、お守り、お札などが準備されています。バラエティー豊富な授与品の中でも、ふくろ絵馬や神楽土鈴に目が引かれます。
2400年を超える歴史をもつ武蔵一宮氷川神社
武蔵一宮氷川神社の創立は古く2400年を超える歴史をもっていると伝わります。日本武尊が東国鎮定の祈願をするために訪れたという伝説も残ります。鎌倉時代に入り武家が日本を治めるようになっても、将軍家などから手厚い保護を受けました。首都圏を中心に約280社ある氷川神社の総本社です。境内の中央には流造りと呼ばれる拝殿が建造されています。拝殿前の大社造りの舞殿では、例祭などのときに舞楽の奉納が行われます。
拝殿や舞殿が建ち並ぶエリアに入るには、鮮やかな朱色で彩られた楼門を潜らなければなりません。楼門の南で穏やかな水面を湛える神池に架かる橋が、参拝者を楼門に導いてくれます。
3つの鳥居を繋ぐ約2キロにわたって繋がる参道
神池から約100メートル南の三の鳥居が、神社の入口です。三の鳥居からは南に、二の鳥居を経て一の鳥居まで約2キロの参道が繋がります。左右にはケヤキを中心として650本前後の樹々が植えられ、都心部で貴重な緑の空間となっています。
新年には毎年200万人前後の人々が初詣に訪れる屈指の初詣スポット
武蔵一宮氷川神社では一年を通して、多種多様の年間行事が行われています。2月の的神事、4月の鎮花祭、6月の大祓式、8月の例祭や神幸祭、10月の抜穂神事、12月の大湯祭など盛沢山な予定が組まれていますが、最も大勢の人々が神社に詰めかけるが新年です。毎年200万人前後の人々が初詣に訪れる全国的にも屈指の初詣スポットです。三の鳥居と二の鳥居を繋ぐ参道の両側には隙間なく露店が並び、二の鳥居から拝殿まで数時間かかることも珍しくありません。
さいたま市大宮区に社殿を構える武蔵一宮氷川神社は2400年を超える歴史をもち、首都圏を中心に約280社ある氷川神社の総本社です。授与所には一年を通して季節限定の御朱印が準備されているので、数多くの人々が繰り返し参拝に訪れています。