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起源は江戸時代!福島県の岩瀬地区に残る貴重な文化、復興・開運・厄祓いの長旗花火。

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全国的にも珍しい長旗花火が打ち上がる福島県須賀川市の岩瀬地区。別名つるし花火とも呼ばれており、昼間に打ち上げる花火になります。長さ150cm、幅30cmの和紙に祈願者名と祈願内容を書き、落下傘に吊るして、4号玉(直径約12cm)に詰めて打ち上げます。毎年1月中旬に行われ、主に厄年の人が花火を打ち上げ厄払いをする地域に残る伝統行事です。開催場所は、いわせ地域トレーニングセンターになります。

起源は江戸時代頃と言われており、岩瀬地区に小規模ながら残っていたものを平成11年に岩瀬商工会青年部が“開運・厄払い花火”として復活させました。前年の11月頃からの申し込みで長旗に記入する名前や祈願内容を伝えます。祈願内容は厄祓い・開運・その他の最大3つまで選ぶ事ができ、今年は137名もの祈願者がい ...

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