どうも。
人生常に裸一貫のライターびびです。
今回は全国の裸祭りについてご紹介します!
裸祭りって、TVや各メディアで見たことのある方は多いと思いますが、
「そういえばなんで裸なの?」
「冬にやってるの、寒そうで見てられない!」
「俺も脱ぎたい!」
など、感想は様々だと思います。
なので、お祭りを紹介する前に、なぜ彼らは裸なのか?について調べてみましょう。
※理由には興味がない、裸にしか興味がないという人は 全国の裸祭りの様子 へ直行してください(笑)。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年1月27日 編集部更新)
・なぜ裸なの?
さて、「なぜ裸なのか?」、まずはWikipediaに裸祭りとは何か、聞いてみよう!
裸祭り(はだかまつり)とは、参加者が褌姿など裸体に近い姿で参加する祭りである。
わかっとるわ! ・・・というツッコミを飲み込んでもう少し調べると、
祭りの参加者(氏子)が、生誕した時と同じ裸体となることで清浄無垢の姿で神との交渉を行う神聖な祭事とされている。
・・・なるほど!!「生まれたままの姿」になることが重要だった訳ですね。
現代では完全な全裸ではなく、褌(ふんどし)姿だったり、上半身だけ裸だったりするお祭りも多く存在していますが、生まれたままの姿に近いという点が重要です。
ちなみに裸になる文化は意外に最近で、江戸時代後半くらいからというものも多いようです。
・で、裸で何してるの?
全国各地で繰り広げられる裸祭りですが、そもそも裸で一体何をしてるんでしょう?
これ、意外と知らないという方は多いでしょう。無理もありません、裸のインパクトが強いから。
そもそも裸祭りへの一般的なイメージはだいたいこんなものだと思います。
1.裸だ
2.何かに群がってる
3.何かと戦っている
【それぞれについて簡単な解説】
1.裸だ
→ 最初に解説済みですが、「生まれたままの姿になること」で神事に臨みます。
2.何かに群がってる
→ 彼らは儺負人(なおいにん=神男)と呼ばれる、「厄を一手に引き受ける人」に群がっています。
これは、彼に触れることで自分の厄を落とそうとしているのです。
「〇〇を触ってご利益を得る」って発想と逆なんですね。彼に全部なすり付けようという(笑)。
3.何かと戦っている
→ 闘争を伴う裸祭りは、その年の五穀豊穣を祈願しているものが多いようです。
中には泥の中で騎馬戦を行うものあり(千葉県の奇祭「和良比はだか祭り」:別名どろんこ祭り など)、その迫力とユニークさから、地元の方以外にも人気のお祭りとなっています。
その他に「冷水に入る」姿を見たことのある方も多いと思いますが、身体の鍛錬を行うことでこちらも厄落としや豊穣祈願につながっているようです。
・全国の裸祭りの様子
↓↓↓ド迫力の各地の裸祭り↓↓↓
・全国の裸祭り会場2020
写真を見て俺も脱ぎたい、生まれたままの姿になって五穀豊穣を祈願したいっ!と思われた皆さまにこれから行ける裸祭りをご紹介します。
◆尾張大国霊神社(愛知県稲沢市国府宮)
日程:2月6日(木)15:00~
場所:名鉄名古屋本線「国府宮」駅すぐ
当日の明け方5:00から翌日の明け方まで儀式の続く本格のお祭り。
裸祭りとして有名な「儺追神事(なおいしんじ)」は15:00~
◆西大寺(岡山県岡山市東区)
日程:2月第3土曜日
場所:赤穂線「西大寺」駅から車で5分
西大寺での奇祭「会陽裸祭り」の歴史は古く、奈良時代から続く大規模なもの。
毎年参拝客が数万人というのも驚きだが、なんと参加者だけでも9,000人を超えるという。
◆吉祥山善光寺(新潟県南魚沼市)
日程:3月7日
場所:上越新幹線「浦佐」駅 徒歩10分
「裸押し合い祭り」の名前通り、多くの参加者が裸で押し合います。
水行も行い、心身共に鍛えて五穀豊穣を祈願。祭り好きには嬉しい一般参加OK!
http://www.yamatokankou.jp/osiainixtutei.htm
・まとめ
いかがでしたか?
全国に100以上あるといわれる裸祭り、あなたの地元にもあるかもしれませんね。
観光ついでに覗くのもよいですが、我こそはという方は是非裸祭りに参加してみてくださいね!