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御朱印のうさぎがカワイすぎる!今しかもらえない「お月見御朱印」5選

2021/9/16
2021/9/15
御朱印のうさぎがカワイすぎる!今しかもらえない「お月見御朱印」5選

近年、御朱印は集めた本人が楽しむだけではなく、SNSやブログで写真を共有する楽しみ方も一般的になってきました。

日本全国には、季節ごとの限定御朱印や月替わりの限定御朱印がもらえる寺社も多く、頒布開始日には多くの集印家が訪れる場面がよく見られます。

ちょうど来週、9月21日は中秋の名月。このタイミングに合わせてススキや餅つきするうさぎなど、お月見にちなんだ絵柄の限定御朱印を授与する寺社も。
今回は、そんな「お月見御朱印」と頒布する神社5つ、お月見の祭りもあわせてご紹介します。

団子を盗まれると縁起がいい!?三輪神社の御朱印

ご祭神の大物主神が、神話「因幡の白うさぎ」で有名な大国主神と同一といわれることから、なでると幸福になれるといううさぎの石像がある三輪神社。御朱印にもうさぎがよく描かれます。

毎月10種以上もの月替わり御朱印が登場するなか、2021年9月には中秋の名月がモチーフのものも。かわいい動物たちがお月見を楽しむイラストです。

御朱印に「おだんごを食べたのだ~れ?」と書き添えられていますが、実はお団子などのお供え物を近隣の子どもたちが食べてしまう「お月見どろぼう」は、縁起の良い風習。子どもたちは月の使者と考えられていて、この日に限り盗みを許され、盗まれた家は豊作になるとされていたのだそうです。

 

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うさぎたちが月神様にお供えをする月読宮の御朱印

久留米宗社 日吉神社の境内にある月読宮には、月と夜を司って若返りのご神徳があるといわれる神様、月読命(つきよみのみこと)が祀られています。

中秋の名月の時期には特別御朱印を授与しており、昨年は絢爛豪華な金地に、満月の夜に遊ぶうさぎたちが切り絵で表現されたデザインで大人気となりました。

2021年はデザイン一新。黒地の背景に、月の神様にお供えをするうさぎたちが描かれ、金文字で宮名が揮毫されるクールな御朱印です。9月19日から21日までの3日間、各日100枚のみ参拝者限定頒布のため、今年も争奪戦となる見込みです。拝受ご希望の方はくれぐれも感染対策を万全にして早めにお参りを!

刺繍と手漉き和紙が繊細な阿佐ヶ谷神明宮の御朱印

東京都杉並区にある阿佐ヶ谷神明宮では、全国でも限られた寺社でしか入手できない「大和がさね」という美濃和紙に刺繍を施した季節限定御朱印が大人気となっています。

今年も十五夜に合わせ、お供え飾りの定番であるススキ・桔梗・萩と、月を見て跳ねるうさぎが刺繍された御朱印「お月見」が登場。さらに、手漉き小国和紙を使い、雲の晴れ間に中秋の名月が冴えかかる幻想的な光景を、月表面の模様まで繊細に表現した御朱印「透」も加え、2種類の限定御朱印が頒布されます。

どちらも立体的で美しい趣が、十五夜という秋の夜長の風習にしっくり馴染むような風雅な御朱印です。

阿佐ヶ谷神明宮公式サイトより (左)大和がさね御朱印「お月見」 (右)手漉き小国和紙御朱印「透」

薄紙をかけると風景が一変!長野縣護國神社の御朱印

長野県松本市にある長野縣護國神社は、一つずつ色が違って綺麗なハーバリウムのお守り、水引の花がついた御朱印帳バンドなど、授与品がカワイイと人気の神社です。

御朱印も季節の風物詩をモチーフにしたイラスト御朱印が月替わりで登場し、毎月注目を集めています。今年の9月は中秋の名月をテーマにした「餅つきうさぎ」。御朱印本体に描かれているのは黄色い満月と金色うさぎ1羽だけですが、薄紙をかぶせると風景が一変します。

一面が星降る夜空に、地上にはススキの穂が揺れ、月には雲がかかります。そして、お月見団子を思い浮かべながら餅をつく紺色うさぎが現れ、うさぎが2匹に!とても遊び心にあふれた御朱印です。

 

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月も夜空もススキも輝く!多治速比売神社の御朱印

大阪府堺市にあり、厄除・安産・ 縁結びの女神を祀る多治速比売(たじはやひめ)神社。季節の風物詩を描いたカラフルな見開きの御朱印が月替わりで登場して話題になっています。

9月の御朱印は、夜空に輝く満月に餅つきをするうさぎたちのシルエットが浮かび上がり、辺り一面ススキが揺れる地上からお月見をするうさぎたちが見上げているデザイン。

三方にのっているお供え団子も丸々として美味しそうで、21日の十五夜にはこんな風に月を見上げてのんびりお月見したいと思わせてくれるような御朱印ですね。

毎年、中秋の名月の日に開催!住吉大社の「観月祭」

多治速比売神社と同じ大阪にある住吉大社では、毎年、中秋の名月の日に「観月祭」が行われます。

まず、渡るだけでお祓いになるという朱い反橋の上に、秋の七草や月見団子が供えられます。そして中秋の名月が上るなか、全国から募った献詠作品の入選歌を神職が古式の作法にのっとって読み上げます。

次いで、反橋の上で子どもたちが踊る住吉踊と、舞人による舞楽が奉納されます

この年に一回の十五夜の神事は、反橋と名月が織りなす雰囲気がとても幻想的。毎年、反橋のたもとで多くの観客が祭りとお月見を楽しみますが、残念ながら今年は規模を縮小、一般の拝観もなしで行われることとなりました。

来年こそは観月祭が無事開催されることを祈りつつ、感染に気をつけて過ごしましょう。

まとめ

今回は、全国各地のお月見をモチーフにした御朱印を5つ紹介しました。
それぞれの御朱印に、うさぎや満月の表現の工夫があり、眺めているだけでも心が弾むような気がしますね。

また、コロナ禍が長引き、実際に寺社を訪問するのが難しい方のため、御朱印の郵送に応じてくださる寺社が増加しています。郵送で御朱印をいただいた場合はぜひ、離れた場所から神仏を拝む「遥拝(ようはい)」をしましょう。

遥拝は、寺社のある方向を向き、心を神様へと馳せて拝むことです。これで心が神様・仏様と繋がることができます。

遥拝した後は、お月見御朱印を眺めて風情を感じながら、中秋の名月を楽しんでください。

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