\7月17日は東京の日!🗼/
ということで、今回は東京にまつわるクイズを出題します。
突然ですが、クイズです。
日本の首都はどこでしょうか?
「ハァー? 何言ってんの?」
というリアクションになりますよね。
バカバカし過ぎて答えてもいただけないと思います。
はい。それが正しい反応です。
もちろん、答えは言わずもがな「東京」ですが…….
と言いたい所ですが、実は「東京」とは決まっていないんです!
「首都は東京ですよ~」とハッキリと記載している法令は存在しません。
日本政府が「東京が日本の首都ということでいいよね。みんなもそう思っているからそれでいいよね!」としているだけです。
ホントにそうなんです。
ただ、世界をみても意外とそういう国は多いそうです。
パリやローマも、そんな感じで “事実上の首都” となっているとのことです。
では、なぜ、東京が事実上の首都となったかというと、ひとえに天皇のお住まいが京都から東京に移ったからということによります。
その際、天皇の詔勅(しょうちょく=天皇の意思を表示する文書のこと)により東京が都とされました。大日本帝国憲法下では、憲法より詔勅が優先されたので、法律でわざわざ首都を定める必要がなかったのです。
そうなりますと、明治時代以前は、この詔勅により都と定められた場所が日本の首都ということになります。
それを踏まえてですが、日本では、様々な場所が首都となってきた歴史があります。
以下がその移り変わりとなります。なお、全て記載すると、かなりの数となってしまうため、主だったものを抜粋させていただきます。
難波京(なにわきょう/現:大阪市)
→近江大津宮(現:滋賀県大津市)
→飛鳥浄御原宮(現:奈良県明日香村)
→藤原京(現:奈良県橿原市(かしはらし))
→平城京(現:奈良市)
→紫香楽宮(しがらきのみや/現:滋賀県甲賀市)
→平城京(現:奈良市)
→長岡京(現:京都府長岡京市)
→平安京(現:京都市)
→福原京(現:神戸市)
→平安京(現:京都市)
→東京
奈良、京都は知っていても、滋賀や神戸が首都であったとはびっくりですよね。
<参考記事>
「どうして日本の首都は「東京」と言い切れないのか? 世界の“首都事情”を解説してみた」(マピオンニュース)
「日本の首都はどこ?実は「東京」とは決まっていないって知ってた?」(QuizNock)
「日本の都と遷都」(歴memo)
「日本の遷都の系譜」大石愼三郎
もっとも東京らしい盆踊りといえば、「日比谷公園 丸の内音頭大盆踊り大会」!
さて、そんな現在の首都東京ですが、東京も東京、それも皇居の直ぐ近くで、大きな盆踊りが開催されます。
それが「日比谷公園 丸の内音頭大盆踊り大会」です。
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大都会の中のオアシス、日比谷公園で開かれるこのお祭りですが、高層ビルに囲まれてのお祭りとなり、近未来的な雰囲気と日本古来の雰囲気が融合し、なんとも不思議な感覚に陥ります。
なお、ここで流れる「丸の内音頭」という曲は、東京の盆踊り曲の定番である「東京音頭」の元ネタとなった曲です。
都内近郊にお住まいの方にはアクセス抜群のこのお祭り、また、 屋台・縁日も出店されますのでそれだけでも行く価値はアリ!
是非、お誘い合わせの上ご参加を!