坂戸・永源寺が舞台
埼玉県の中央部に位置する坂戸市。江戸時代には日光脇往還の宿場町、坂戸宿として栄えてきた街です。こちらの市内中心部にある「永源寺」さんが、今回のお祭り「永源寺のだるま市」の舞台。毎年1月10日に開催されているお祭りですが、昨日行われた2022年の様子を現地情報を交えご紹介していきます!
境内を彩る真っ赤なだるま
永源寺のだるま市の舞台、永源寺さんは文禄元年(1592年)創建の曹洞宗の寺院です。こちらの新春を飾るお祭りとして、だるま市が知られています!境内へやってくると、だるま市の開催を知らせるたくさんののぼりが立っていました!
だるま市を見に行く前に、まずはご本尊へご挨拶。社殿の中には大だるまが奉納されていました!
さあ、境内へと戻るとたくさんのだるまが並んでいます!
大小さまざまな真っ赤なだるま!立派な眉と髭に、お腹には福の文字。縁起が良いですね!
大学試験の直前の時期ですが、合格祈願の白いだるまもありました!
金色のだるまも!
白、金以外にもカラフルなだるまが!黄、緑、ピンクなど、かわいらしいですね!
地元の方で賑わう
境内には複数のだるま露店が並んでいる、永源寺のだるま市。お店ごとにだるまのお顔も少しずつ違い、お好みのだるまを探すのもおすすめです!
ご住職さんもだるまを見に来ていました。こちらのお店は太い眉毛が特徴的!
社殿と真っ赤なだるまのコントラストが良いですね!新春に味わいたい風景です。なお永源寺さんは、5月上旬に行われる「釈尊降誕祭(花まつり)」も有名とのことですので、お近くの方はぜひチェックしてみてください!
周辺情報・アクセス
坂戸市のお隣、東松山市を中心にこの辺りではもつ焼き(東松山ではやきとりと呼ばれる)やもつ煮が有名ですが、坂戸市内でも食べられるお店があります。また埼玉は、実はうどんの生産量が全国2位。隠れたるうどん県で、県西部では武蔵野うどんとも呼ばれるコシのあるうどんが愛されていたりもします。その2つがセットでいただけるお店が坂戸駅から永源寺へと向かう間にありました!お祭りに合わせて、埼玉の味を食して行ってはいかがでしょうか?
■アクセス
東武東上線・越生線 坂戸駅より徒歩約10分。
坂戸駅からは、駅前のこちらの標識を潜って真っすぐです。
毎年1月10日に開催されている、永源寺のだるま市。ぜひ新春のお祭りを体感しに来てみてください!