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三陸花火競技大会とは?初めてでも大丈夫!中の人が、楽しみ方のポイントを総まとめ![2022年最新]

更新日:2022/12/13 愛木 敬介
三陸花火競技大会とは?初めてでも大丈夫!中の人が、楽しみ方のポイントを総まとめ![2022年最新]

2022年10月8日(土)、岩手県沿岸部に位置する陸前高田市にて、全国屈指のクオリティ・規模を誇る「三陸花火競技大会」が開催されます。

岩手県在住の花火ライターである筆者は、実行委員としてこの花火大会に携わり、全国から来て下さるお客様がみんな笑顔になってゆく姿を間近で見てきました。

この記事を読めば、その笑顔の理由が必ず分かるはず!「中の人」のひとりでもある筆者が、世界一楽しい花火大会と感じる「三陸花火競技大会」の魅力と、その楽しみ方をまとめてお伝えします!

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三陸花火競技大会とは?

三陸花火競技大会は、「三陸から世界へ発信!」「地方からでも、世界へ通用するエンターテイメントを生み出せる!」をコンセプトに、ご来場された皆さまがワクワクする工夫を凝らした唯一無二の花火大会です。

会場は岩手県陸前高田市。かつて広大な松原が広がった景勝地を舞台に、超ワイド&最新技術の詰まった極上の花火を楽しむことができます。

花火は世界トップクラスの技術とセンスを誇る、「マルゴー」さんが打ち上げを担当。近年、内閣総理大臣賞をはじめとした権威ある賞を度々受賞している花火業者さんで、体感すれば「え!?こんな花火あるの!?」と驚きと興奮の連続です!

特に、発色の美しさに対する評価が高く、赤やピンク、青に緑に紫といった、多彩なバリエーションを駆使した極上の色彩を体感できます!

花火が時間差で光る技を駆使し、光がぐるぐるとリズミカルに動き回る疾走感を表現! 一度見たら・・・どハマりする強烈なインパクトです!

打上はとにかくワイド!オープニングからフィナーレまで全てが幅450mで繰り広げられる圧倒的な迫力。全編、音楽とシンクロしたワイドスターマインです。

曲の雰囲気・曲調の世界観に合わせ、ありとあらゆる演出方法で楽しませてくれます。

観客の投票で結果が決まる!?画期的な方式で行われる参加型の花火競技大会

ところで、この記事でご紹介している三陸花火競技大会は、通常の花火大会とは異なり、打ち上げた花火が審査される「競技」がプログラムに含まれていることが特徴。各花火業者が腕によりをかけて作った作品を持ち寄り、優勝を目指して競い合うため、時代の最先端をゆく花火の数々を楽しむことができるのです。

全国から厳選された23社が参加し、創造性・安全面を審査されます。3カ所からのワイド打ちで、打ち方・リズムも花火師次第。技術の他にセンスも試されます。普通の花火大会では見られない、特別な作品が見れるのがその魅力なのです。

安藤煙火店(山形県) 安藤孝二氏『雨上がりの情景』パラパラと滴る雨粒の後に、さんさんと出て来る太陽を描く

(株)北日本花火興業(秋田県) 今野貴文氏『SILK ROAD』 シルクロードに広がる砂漠と、オアシスの街に根付いた煌びやかな文化を表現

ホソヤエンタープライズ(東京都) 細谷一寿氏『笑顔に花束を』 たくさんの綺麗なお花に囲まれ、心が清らかに笑顔になってゆく空気感を演出

ところで、「花火競技大会」は全国にありますが、その多くは限られた審査員による審査となっているため、来場者が参加することはできません。

しかし、三陸花火では、来場者が直接投票できるシステムを採用!あなた自身が「綺麗!」「かわいい!」と思い、心に刺さった花火に投票できるなんて、ワクワクしませんか?

当日は、公式HPからスマホを通じて簡単に投票することができますよ。

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見ごたえ抜群!注目の花火は?

三陸花火競技大会は、打上場が広いので花火に対する制限が無く、花火師の本気を発揮できる環境にあります。都市部の花火では実現が難しいものも、三陸では見られるのです!

ここからは、その中でも特に際立っている、三陸花火競技大会ならではの魅力をピックアップします。

ザラ

「ザラ」とは、地表から扇状に広がる花火です。様々な色・形状・動きがあり、息が止まるほどの興奮です!

ザラの種類は豊富で、三陸花火ではその種類のほとんどを体感できるかも!

尺玉

「尺玉」とは、上空で直径300メートルになる大玉です。その大玉がなんと200発以上!

迫って来る音圧と輝きに、圧倒されます。

色彩

初めにも触れましたが、本当に超絶に綺麗なのです。この世の全ての美辞麗句を詰め込んだような、究極の美しさ。

見た人全てが美しいと感じる、愛おしい色彩。

写真や映像を見ただけでは味わえないこの感動は、ぜひぜひ現地でご体感ください!

花火だけじゃない!三陸だからこそ楽しめるコンテンツが盛りだくさん!

せっかく岩手三陸に来たんだし、ご当地グルメとかお祭りとか、ちょいちょい見たいですよね。あります!楽しめます!花火前の待ち時間は、岩手ならではの色々なコンテンツを楽しむ事が出来ます。過去3回の実績を中心にご紹介します!

三陸ならでは!絶品ご当地メニュー!

やっぱり三陸の牡蠣!栄養たっぷりの海で育ったので、濃厚な旨味&ぷりぷり食感を楽しめます。

産地直送のホタテ!鮮度がいいので、甘みも違います。

お隣の気仙沼名物、気仙沼ホルモンはビールのお供にぴったり!

※ご紹介している内容はいずれも過去の情報です。

当日は他にも三陸グルメが盛りだくさん!ここだから味わえる海産物に、郷土料理、ご当地グルメなどを片手に、贅沢なひとときをお楽しみください!

歴史感じる、伝統芸能ステージ!

三陸沿岸や東北地方に広がる伝統芸能の数々。花火の前には歴史と伝統を感じてみてはいかがでしょうか。

北上市「鬼剣舞」

自らが鬼となり、悪霊退散。かなりアクロバティックな動きに大興奮!

奥州市江刺「金津流鹿踊り」

太鼓・唄・踊りの3つを同時に行う、かなり激しい踊り。その勇壮な舞は感激間違いナシ!

紫波町「佐比内金山太鼓」

軽快なリズムで、演者の振り付けにもバリエーションがあって楽しい!

※ご紹介している内容はいずれも過去の情報です。

他にもまだまだ楽しいコンテンツを企画中!三陸ならではのものから、花火師さんによるワークショップも予定しています。絶対楽しいですよ!

陸前高田市ってどんなところ?アクセス方法は?

陸前高田市は岩手県沿岸最南端にあります。2011年の東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けましたが、今では大規模な復興事業を経て新しい街並みが造られています。

かつて広大な砂浜と7万本の松林があった高田松原。津波で失われましたが、人工的に砂浜を造成し、2021年に復活しました!美しい海岸です。

花火会場から徒歩10分の所には、高田松原津波復興祈念公園があり、津波被害を伝える「東日本大震災津波伝承館いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」と「道の駅 高田松原」があります。

公園内には、津波被害を受けながら7万本の松の木の中で1本だけ残った「奇跡の一本松」のモニュメントが存在しています。

陸前高田市が位置する三陸沿岸は風光明媚なリアス式海岸が広がり、木々の緑と青い海のコントラストが目に鮮やか。市街地をすこし離れただけでニホンカモシカが現れるほどの豊かな自然に触れることができます。

気候の穏やかな10月は、太平洋の潮風に吹かれながら、ゆったりとした時間を過ごせるオススメの時期。ぜひ三陸花火大会と合わせて巡ってみてはいかがでしょうか。

会場へのアクセス

車の場合

仙台方面から
仙台東I.C~陸前高田長部I.C 約2時間(平常時)
陸前高田長部I.C~会場まで 約10分(平常時)
※花火大会当日は、陸前高田I.Cのご利用はご遠慮ください。

公共交通機関利用の場合

東京・仙台方面から
JR東北新幹線 東京~一ノ関 約2時間~2時間40分
仙台~一ノ関 約20分~30分

JR大船渡線 一ノ関~気仙沼 約1時間30分

JR大船渡線BRT 気仙沼~陸前高田 約40分

会場に楽々アクセス!ウィラーとのコラボツアーも!

夜行・高速バスの「WILLER EXPRESS」を運行することでお馴染みのWILLER株式会社とのコラボツアーを実施します。いずれも移動に特化したシンプルな行程に加え、片道・往復どちらでも選べるのが特徴!東京、千葉、埼玉をはじめとした首都圏や、大阪、兵庫などの関西圏からも発着OKです!

ウィラーコラボツアー 詳細はこちら

 

震災から立ち上がるこの街から世界へ発信すべく始まった、三陸花火競技大会。本当に、他では味わえない内容の花火大会である理由が伝わりましたでしょうか?

ところでこの三陸花火競技大会、運営資金の大半がチケットによる収入で賄われています。みなさまにチケットを買っていただくことで成立する、まさに「みんなで作る花火大会」なのです。

三陸花火競技大会2022 チケット購入はこちら

ぜひ、地域の観光を兼ねて、秋の三陸と極上の花火を楽しんで頂きたいと思っております。来て損は無い!絶対に楽しい時間になる事をお約束します!

祭り開催情報

名称 三陸花火競技大会
開催場所 岩手県岩手県陸前高田市高田町字曲松122
高田松原運動公園 
開催日 2023年10月8日(日)
開場時間 12:00〜(予定) 打ち上げ時間 18:00 - 19:30(予定)
主催者 三陸花火競技大会実行委員会
アクセス 【鉄道】
大船渡線 BRT陸前高田徒歩
関連サイト https://sanrikuhanabi.com/
https://hanabi-fireworks.shop/?fbclid...
https://2023.sanrikuhanabi.com/compet...
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
花火が大好きです。みんなが笑顔になれる花火の楽しさを、伝えていきたいです!

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