下妻市の大宝八幡宮が舞台
茨城県の西部に位置する下妻市。市内西部には鬼怒川が流れる交通の要所で、江戸時代には下妻藩が置かれた土地です。この下妻市で毎年11月に行われているお祭りをご紹介します。下妻市菊まつりです!
2021年は11月1日から25日に行われている下妻市菊まつり。お祭りが行われる会場は、歴史ある神社の大宝八幡宮境内になります。この大宝八幡宮ですが、なんと関東最古の八幡神社なんだとか!701年(大宝元年)の創建で、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にも登場しています。
境内を彩る菊
鳥居を潜り境内へ入ると、早速菊の展示が開催中!黄色を中心に、赤や白の花も咲ききれいですね!
参道だけでなく、横の土俵の周りでも市民の方々が育て上げられた菊の作品展が行われています。
見事に咲く菊の数々。咲き誇る様子が美しい!
小柄な菊はかわいらしいですね!
世界観のある大物の菊の展示コーナーも!
こちらは富士山でしょうか?前面の菊と空に向かって咲く菊のコンビネーションには見応えがあります。
社殿も飾られる
菊を一通り見ましたら、参道を奥に社殿へと進みましょう!参道の木々は、一部紅葉がはじまっていました。
お祭りに合わせ、手水場がカラフルなぼんぼりで飾られています!
手水鉢には菊が敷き詰められ、手を洗うだけでなく目も惹きつけられますね!
近くの水鉢の中にも!こう言った細工を発見すると、嬉しくなります!
そして社殿には和傘の装飾が!撮影スポットになっていました!
こちらのように、カラフルな風車の装飾も!
なお、お祭り期間中は参道にある直売所で、菊を購入して帰ることもできます。家に帰ってからも菊を楽しめるのはありがたいですね!
名物グルメを紹介!
鳥居横にある飲食店のゑびすやさん。大宝八幡宮を訪れる人のお腹を満たしてくれるお店です。こちらでは定食やとんかつ、甘味まで楽しめてしまうのですが、名物の一つが「宝ラーメン」です!
鶏がらベースであっさりとしたスープは食べるごとにコクが出ておいしい!大宝八幡宮に訪れたら、合わせて食べたい一品ですね!
そしてもう一つの名物が「厄除だんご」!白と緑の二種があるのも嬉しいポイント。あんこは見た目よりもあっさりしていて、パクパク食べることができてしまいます!お土産用も販売しているので、ぜひチェックしてみてください!
アクセス
電車の場合、関東鉄道常総線大宝駅より徒歩3分。
お車の場合、常磐自動車道 谷和原ICより約35分。圏央道 常総ICより約20分。北関東道 桜川筑西ICより約30分。無料駐車場あり。