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米作りの過程を七段の舞いに、暴れ牛の登場も!静岡県袋井市の田遊祭の奥深い魅力に迫る

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米作りの過程を七段構成で表現した舞がある。ネット検索で動画を拝見したところ、牛役が登場して暴れるなど見どころが満載で、その舞い方の由来や奥深さに大きな魅力を感じた。

このようなきっかけがあり、2023年1月7日に静岡県袋井市で行われた法多山尊永寺の田遊祭を訪れた。まずは田遊祭の歴史的な背景や概要に触れたのち、行列、七段の舞、放ち矢の神事、福餅投げまでの祭りの雰囲気をお伝えしながら、それぞれの舞いの見所などをお伝えする。田遊祭の奥深い魅力をぜひ知っていただきたい。

法多山 田遊祭とは?その歴史や背景

法多山尊永寺は遠州三山に数えられる真言宗のお寺。本尊の観世音菩薩は神亀年間(724~729年)に聖武天皇の勅命により、僧の行基が造ったと言われており、厄除観音とも言われる。毎年1月7日に ...

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