ここ広島のタカノ橋商店街は昭和の古き良き人情を残したアーケード街です。アドマチックほにゃららとか出てそうじゃね。今回はそんな昔懐かしい商店街で実施された新しいおまつりをご紹介します。
タカノ橋うまいものフェスとは
広島市の中心部にほど近いタカノ橋商店街が定期的におまつりを開催、その一つが今回の、”こたつと笑顔であったまるタカノ橋の冬まつり「タカノ橋うまいものフェス」”なのです。
日本酒、焼き牡蠣、お好み焼きにと商店街や近隣からのグルメ屋台でうまいものを食べて飲んで、コタツでほっこりなひとときを過ごそうという内容です。
二日間合わせて16店舗が、一部入れ替わりで、連日来ても飽きないように出店していました。昔懐かしいってことは、和風ばかりでしょ?って思うかもしれませんが、フレンチビストロ、インド、アメリカン&イタリアンダイニング、肉料理とワイン、Cafe&日本酒バー、クラフトビールに、デザートスムージーともう盛りだくさん!
コタツを出すのは、商店街の保護猫カフェご主人のアイディアであり、初の試みだそうです。なんと日本初かと思いましたが、高知で実施済みでしたので中国地方初です。
コタツを囲む人は果たして
師走に入ったばかりのこの日は、予報通りの晴れ、気温も上昇気味で、人の入りが気になった通称コタツまつりなのですが、フタをあけてみると……
多くの来場者で賑わっていました。さてはてコタツに入っている人はどれぐらいいるのかというと。
初日二日目ともに予約でいっぱいだったそうです。
コタツに入るには予約が必要で、大人一人、30分で500円かかるんじゃけど、商店街のイベントなのでぼったくりじゃあないんよ。500円分の金券と交換じゃけぇ、好きな屋台で好きなもん飲んだり食ったりすりゃあええんよ。
というわけで予約を済ませて、たちまちビール!隣県のクラフトビール店が、2時間かけていらしたそうで、牡蠣エキスにマカに高麗人参が入っているエンペラースタウトやコーヒースタウト、ほうじ茶にイチジクと気になる種類がたくさんありますが、一旦、一呼吸おいて、第一印象のジンジャービアをオーダーしました。地元江田島の軍鶏を使った焼き鳥なんぞを頬張れば一切即幸せ。
時間になったので、我々ファミリーもコタツに移動してビールと焼き鳥に、洋風モツ煮トリッパを堪能しました。よちよちあんよをはじめたチビがあちこち出張するので、ついでにお話伺うとご近所の方、たまたま今日のイベントで検索して来た方など様々でした。
そういえば、コタツにビールも最高ですが、コタツに日本酒もたまらんのです。そう広島の西条といえば、実は兵庫の灘、京都の伏見とならんで日本酒の三大酒処なんですよ。
先の豪雨の影響によって心配されていますが、復興支援の日本酒も用意されていました。
場内禁煙で喫煙所も設けられており、近くにはオムツ交換ができる市の施設ゆいぽーとや、広大跡地の千田公園などお子様連れでも安心じゃ。
コンペによさこいに
さらに「寂しいのに、温かい」「広島の隠れてない穴場」「広島の盲腸」などキャッチコピーコンテストが、初日に同時開催されました。
御神体や御神輿、山車などはありませんが、二日目にはなんとよさこいオドラーが!
どおやって行くん?
最後にアクセスじゃが、広島駅からは路面電車かバスで20分ほど「鷹野橋」下車すぐ。神社ファンには、西へ向かえば住吉神社があり、街っ子には、北に向かえば本通りという中四国随一の商店街があるという好立地で、東には先の千田公園があり、南には海辺の宇品のショッピングゾーンもあるから海も見えるけぇ、意外といいところじゃよ。
美味しいものを食べたり、お隣さんとワイワイしたり、楽しいひととき、ありがとうでした。
次回は真冬のはしご酒祭りでお会いしましょう。
<開催データ>
開催日時:2018年12月1日、2日 12時〜18時
開催場所:タカノ橋商店街
アクセス:路面電車「鷹野橋」、バス「鷹の橋」下車。
自家用車の場合は近隣にコインパーキング有り。
リンク :https://www.facebook.com/takanobashi/