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夏の城沼花ハスまつり!遊覧船で目の前に迫る花ハスを楽しめる、館林の祭り

2021/7/11
2021/7/12
夏の城沼花ハスまつり!遊覧船で目の前に迫る花ハスを楽しめる、館林の祭り

館林市の夏のお祭り

群馬県館林市。群馬県の南東部にある市で、童話・文福茶釜の舞台「茂林寺」があることでも知られています。

夏の城沼花ハスまつり分服茶釜は茶釜に化けた狸が活躍するお話しですが、それに因み市内はたくさん狸がいます。

この館林で、毎年7月10日から8月15日に行われているお祭りがあります。「夏の城沼花ハスまつり」です!なお2021年は感染症対策などを施し、「城沼花ハス遊覧船」と名前を変えて実施されています。初日の7月10日に行ってきましたので、現地の様子をご紹介していきます!

夏の城沼花ハスまつり

お祭りの会場となるのは、市内中心部にある城沼(じょうぬま)。館林城の東側に広がる、かつては天然の堀として使われていたそうです。沼までやってくると、早速たくさんのハスが浮かんでいました!

夏の城沼花ハスまつり

遊覧船から見てみよう!

お祭り期間中は城沼の中を進む遊覧船が出ています。こちらに乗ることで花ハスを間近に見ることが可能に!乗船代900円を支払って、船に乗り込みましょう!

夏の城沼花ハスまつり

桟橋を抜け船に乗り込み、すぐに出航です!

夏の城沼花ハスまつり

船の中の様子はこんな感じ。左右に分かれて座るので、どちらでも気軽にハスを眺めることができます。

夏の城沼花ハスまつり

さあ、ハスの群生が近づいてきました!船がハスの森の中へと進んで行きます!

夏の城沼花ハスまつり

ありました!ピンクの花を咲かせたハスです!

夏の城沼花ハスまつり

葉の下で、美しく花を咲かせています!

夏の城沼花ハスまつり

夏の城沼花ハスまつり

水に浮かぶように咲いているハスも!

夏の城沼花ハスまつり

背が高く、青空に向かって咲くハスもありました!

夏の城沼花ハスまつり

夏の城沼花ハスまつり

7月10日の館林は最高気温が34度とこの夏一番の暑さになりましたが、これくらいの暑さが何日か続くと一気にハスの花が咲き始めるんだとか。これから益々見ごろになってくるとのことなので、ぜひチェックしてみてください!なおハスの花の寿命は4日だそうです。次々に咲くので見る分には問題ないのですが、ハスの花は可憐なものなのですね。

夏の城沼花ハスまつり

ハスの葉は水をはじくのが特徴ですが、葉の真ん中に傷をつけることで茎に水分が入っていくように。これを利用してお酒を注ぎ飲むハス酒象鼻杯)と言うものがあります!飲み始めると最初はほろ苦いそうですが、古代中国では暑気払いとして行われていた方法なんだとか。この時期ならではの風流なものですね!

夏の城沼花ハスまつり

城沼花ハス遊覧船は8月15日まで。ぜひハスを目前に楽しみに来てみてください!

※遊覧船の運行時間は午前8時30分から正午まで。正午までなのは、午後になると花が閉じてしまうため。

夏の城沼花ハスまつり

地元の偉人と館林うどん

城沼のすぐそばにあるこちら「田山花袋記念文学館」。「ふる郷」や「蒲団」、「田舎教師」など多くの小説を残した館林出身の明治の文豪、田山花袋の資料館です。入館料は220円で、貴重な資料がたくさん見られるので要必見!

夏の城沼花ハスまつり

文学館から道路を挟んだ反対側には、田山花袋が実際に住んでいた旧居が保存されています。こちらも合わせてご覧ください!

夏の城沼花ハスまつり

館林にはもう一人の偉人が存在します。田中正造です。市内に墓所の1つが存在する田中正造ですが、彼の功績を紹介する記念館があります。足尾銅山鉱毒事件のことは教科書にも載っていて、ご存知の方も多いのではないでしょうか。当時のことが学べる場所です。

夏の城沼花ハスまつり

そして館林に来たら食べて帰りたいのが、館林うどん!群馬県は小麦大国で、特にうどんに関しては水沢・桐生・館林の3つで群馬三大うどんと言う呼び名も存在しています。館林うどんは特にコシがあるのが特徴的で、暑い時期にはツルツル食べられて嬉しいですね!

夏の城沼花ハスまつり城沼の近くにある「うどん本丸」さんの「なまずセット」。珍しいなまずの天ぷらですが、ふわふわでおいしい!

アクセス

電車の場合:上野駅から館林駅までJR宇都宮線、東武伊勢崎線を乗り継ぎ約90分。館林駅東口から城沼に面する「つつじが岡公園」行きのバスあり。

お車の場合:大宮から高速を使い約50分。熊谷から一般道で約45分。駐車場あり。

夏の城沼花ハスまつり東武伊勢崎線舘林駅の駅名看板。

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