秋の風物詩である「お月見」。旧暦の8月15日には、全国各地で中秋の名月を愛でるお月見のイベントが開催されます。
こちらの記事では、首都圏で開催されるイベントを4つご紹介します!秋の夜長を風流に楽しみたい方は要チェック◎
2022年の「中秋の名月」はいつ?
旧暦の8月15日の月を表す「中秋の名月」は、1年のうちで一番明るくて美しい月とされています。現在日本で使われている暦は新暦で、旧暦からは1か月ほど遅れるため、例年9月中旬から10月上旬に中秋の名月の日を迎えることになります。2022年は、9月10日(土)です。
ちなみに中秋の名月や十五夜というと、必ず満月になると思っていませんか?実は満月でない年も少なくありません。旧暦は月の動きを元につくられていますが、実際の月の満ち欠けの周期と完全には一致していないためです。2022年は…?というと、満月です!
ここからは、おすすめのお月見イベントをご紹介します。
サンシャイン60「中秋の名月観賞会」【東京】
東京池袋に建つサンシャイン60では、9月10日(土)の「中秋の名月」に合わせて、星空写真家・成澤広幸氏の協力のもと、超望遠レンズ等を使ってモニターに中秋の名月を映し出す「中秋の名月」観賞会が開催されます。
成澤広幸氏による中秋の名月の解説は、大人も子どもも必聴!また、10月3日からリニューアルのために一時休館期間に入るSKY CIRCUS サンシャイン60展望台での最後の天体観賞イベントとなります。
60階にある展望台からは東京都心の夜景を一望できます。昨年の様子は下記記事でもレポートしていますが、中秋の名月とのコラボレーションをぜひその目でも確かめてみてはいかがでしょうか。
日時:2022年9月10日(土) 17:30~19:00
場所:サンシャイン60 展望台内 SKYトランポリン付近
料金:無料 ※別途展望台入場料が必要です。
詳しくはサンシャイン60公式サイトをご確認ください。
※9月10日(土)、11日(日)の小学生を対象とした天体観賞会ワークショップがありましたが、 定員数に達したため受付は終了しています。
東京タワー「お月見階段ウォーク」【東京】
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高さ150mの東京タワーメインデッキまで、約600段の外階段を歩く「お月見階段ウォーク」。
「中秋の名月」の日に限り、22時まで開放されている外階段の途中には、お月見らしい「お団子」や「ススキ」のお供え物も設置されて、お月見気分を盛り上げてくれます。料金は通常の展望料金のみ!夜の東京タワーとあわせて楽しみましょう。
日時:2022年9月10日(土) 9:00~22:00(最終入場 22:00)※雨天中止
場所:東京タワー
料金:無料 ※通常の展望料金が必要です。
詳しくは東京タワー公式サイトをご確認ください。
富岡八幡宮 深川十五夜まつり【東京】
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東京都江東区にある富岡八幡宮(通称:深川八幡宮)で、9月9日~10日の2日間開催されるのが「深川十五夜まつり」です。神社の境内に月見団子とススキをお供えし、鳥居や御本殿などを幻想的にライトアップ。お月見の夜を風流に楽しむことができます。
また、特設舞台では神楽、日本舞踊、胡弓、三味線、吹奏楽など様々な演目を予定。10日には深川出身の人気歌手、光永亮太さんのライブも行われます。
お時間に余裕のある方は、同日に開催される「中秋祭」もあわせて参列してみてはいかがでしょうか。
日程:2022年9月9(金)~10(土)
場所:富岡八幡宮
詳しくは富岡八幡宮 公式サイトをご確認ください。
越谷香取神社 観月祭【埼玉】
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埼玉県越谷市にある越谷香取神社でも、中秋の名月に観月祭が行われます。観月祭では、神事、巫女舞奉納演奏会やお抹茶の接待があります。
ここ3年間は神事のみの開催となっていましたが、2022年は規模を縮小して開催され、現代版組踊 息吹演舞、馬頭琴演奏、ウクライナ支援ファッションショーなどを楽しむことができます。
日時:2022年9月10日(土) 17:00~19:30
場所:香取神社境内
参加費:1,000円(軽食、飲み物付)
詳しくは香取神社 公式サイトなどからご確認ください。
まとめ
東京や埼玉で楽しめるお月見イベント4つをご紹介しました。神社での神事やお茶会で風流なお月見もいいですし、高層ビルやタワーから見る都会ならではのお月見は、また一味違った楽しみ方ではないでしょうか。
9月10日の東京の夜の天気は晴れの予報。天気予報通りにいけば満月を見ることができそうです。ぜひ空を見上げて中秋の名月を楽しみましょう!