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「筑波山もみじまつり」、筑波山神社の宮脇からケーブルカーに乗って筑波山を丸ごと紅葉狩り

「筑波山もみじまつり」、筑波山神社の宮脇からケーブルカーに乗って筑波山を丸ごと紅葉狩り

・富士山、筑波山は東西の両横綱

頭を雲の上に出す富士山は日本一の山ですが、広大な面積をもつ関東平野に聳える筑波山は、「西に富士、東に筑波」と称され、日本百名山の一つに数えられています。西側に標高871メートルの男体山、東側に標高877メートルの女体山の2つの峰をもつ独特な景観は日本百景として高く評価されています。

日本百名山、筑波山の眼下に広がる関東平野

・筑波山頂から筑波山神社に向かって前進する紅葉のライン

筑波山には人手をつけない自然が溢れ、季節ごとに表情を変化させます。例年10月下旬頃に山頂付近から紅葉が始まり、山の中腹の筑波山神社に向かって季節のラインが進行します。見頃を迎える11月中旬には大勢の観光客で賑わい毎年、「筑波山もみじまつり」が開催されています。2019年の予定は11月1日(金)~12月1日(日)です。

例年10月下旬頃から紅葉が始まる筑波山頂

・筑波山神社から筑波山の紅葉狩りをスタート

筑波山で紅葉狩りをする場合の起点となるのは、筑波山の南面の海抜約270メートル前後のエリアに社殿を構える筑波山神社です。筑波山神社は2峰の筑波山を境内とし、万葉集でも「二神の貴き御山と神代より人の言い継ぎ」と謳われました。古代の山岳信仰を起源とし、男体山頂に筑波男大神、伊弉諾尊(いざなぎ)、女体山頂に筑波女大神、伊弉冊尊(いざなみぎ)を祀る国内でも有数の古社です。

筑波山の南面中腹に社殿を構える筑波山神社

筑波山神社の参道を歩いていると、神橋のユニークな構造に目を奪われます。切妻造りの小羽葺屋根を被った反橋で、江戸幕府第3代将軍徳川家光によって寄進されたと伝わります。

切妻造りの小羽葺屋根を被った反橋、神橋

神橋を彩るカエデの紅葉

残念ながら神橋を渡ることはできませんが、橋の脇を前に進むと楼門の随神門が堂々とした姿を見せてくれます。これも当初は徳川家光によって寄進されましたが焼失し、現在の建物は1811年に再建されたものです。随神門を潜ると社殿が建ち並ぶエリアでの中心施設の拝殿です。入母屋造りの建造物に千鳥破風と唐破風がバランスよくデザインされています。

筑波山神社の拝殿前で堂々とした姿を見せる随神門

千鳥破風と唐破風がバランスよくデザインされた筑波山神社の拝殿

様々な社殿が建ち並ぶ筑波山神社の境内には、四方八方から紅葉の彩りが顔をのぞかせています。

筑波山神社の境内を彩る紅葉

筑波山神社の境内を彩る紅葉

・神社の脇の宮脇は、絶好の紅葉スポット

筑波山神社で参拝を済ませた後は、緩やかな坂道を西に向かいます。神社の脇のエリアは宮脇と呼ばれ、辺り一面が鮮やかな紅葉で彩られます。宮脇からはケーブルカーに乗って筑波山頂を目指すことができます。

辺り一面が鮮やかな紅葉で彩られる宮脇

辺り一面が鮮やかな紅葉で彩られる宮脇

ケーブルカーの山麓駅がある宮脇

ケーブルカーの山麓駅がある宮脇

宮脇のケーブルカーの乗場も紅葉が覆いつくしています。

宮脇の山麓駅のケーブルカー乗場を覆いつくす紅葉

宮脇の山麓駅のケーブルカー乗場を覆いつくす紅葉

・ケーブルカーで筑波山を登れば、頂上から眼下に広がる絶景

筑波山頂を目指すケーブルカーに乗ると、全長1,634メートルの区間を最高時速12キロで滑るように登っていきます。ケーブルカーの車窓には紅葉の彩りが流れ続けます。

筑波山ケーブルカーの「もみじ」号

ケーブルカーの車窓を流れる紅葉

ケーブルカーに約8分乗車すると、筑波山頂駅に到着します。山頂駅は男体山頂と女体山頂の中間、御幸ヶ原にあります。ここから2つの峰の頂までは各々、徒歩約15分なので、軽いハイキングをする人も数多くいます。

筑波山ケーブルカーの山頂駅

筑波山頂からの眺望

筑波山の頂上からの眺望を楽しんだ後は、ケーブルカーで下山することになりますが、「筑波山もみじまつり」の期間中は長蛇の行列ができることもあるので、早めに帰り支度をする必要があるでしょう。

長蛇の行列ができる筑波山頂駅

「西に富士、東に筑波」と称される筑波山は、古くから山岳信仰の対象となってきました。山には豊かな自然が保たれ、例年10月下旬に頂上から紅葉が始まります。2019年は11月1日(金)~12月1日(日)の予定で「筑波山もみじまつり」が開催されます。期間中は、筑波山神社、宮脇エリア、ケーブルカー沿線などが鮮やかな秋の化粧をまといます。

written by
obaq

obaq

2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。
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