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ユネスコ無形文化遺産に登録の優雅で素朴な盆踊り「大の阪」はノスタルジーの極みだった

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毎年8月14日~16日に開催されている、新潟県魚沼市堀之内に伝わる盆踊り「大の阪」に参加してきました。優雅で哀愁漂う唄や踊りは、江戸時代からの伝統が現代まで受け継がれています。
そんな貴重な盆踊りをレポートします!

越後堀之内ってどんなところ?

新潟県中越地方の南東部に位置する魚沼市堀之内地域は、周囲を山々に囲まれた日本有数の豪雪地帯です。この地はかつて、越後と江戸を結ぶ三国街道の宿場として賑わっており、魚沼地方特産の織物である越後縮(ちぢみ)の集散地として栄えていました。

大の阪の起源は定かではありませんが、江戸時代中頃から始まったとされ、この越後縮(ちぢみ)の取引で京阪地方へ行き来していた商人たちによって伝えられたと言われています。

「大の阪」の会場となるのは、JR上越線越後堀 ...

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