\12月25日はクリスマス!🎅/
クリスマスは、本来的にはイエス・キリストの誕生を記念する祝祭ですが、日本人にとっては、家族でチキンやケーキを食べたり、恋人や友人同士でプレゼントを送りあったりと、大晦日やお正月を迎える前の、ちょっとしたお祭り気分を味わえる西洋風の記念日として、すっかり浸透しています。
日本のクリスマスは、元を辿れば当初はキリスト教徒のみが祝っていたそうですが、明治21年頃にクリスマス用品が輸入され始めるとともに一般の人にも広まり、明治35年頃には年中行事として定着していたそうです。
(参考:「クリスマス いつから日本に定着した?」日テレNEWS 24)
ちなみに、表題にもある通り、日本に「クリスマス発祥の地」と言われる場所があるのをご存知でしょうか? ちょっと皆さんも考えてみてください。正解はこちら!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解は「山口県」でした。
なんで山口県がクリスマス発祥の地?
山口県には、なんとその名も「日本のクリスマスは山口から」というイベントがあります。「12月、山口市はクリスマス市になる。」というスローガンのもと、11月末から翌年1月上旬にかけて山口市内各地で、幻想的なイルミネーションやライトアップ、クリスマス関連のライブイベントやワークショップが盛大に開催されます。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
さて、気になる「なぜ山口市が発祥地とされているのか」という疑問ですが、日本のクリスマスは山口から実行委員会は次のように説明しています。
室町時代、守護として山口を中心に治めていた大内氏は、 京都をはじめ朝鮮半島や中国大陸から様々な文化、学問、宗教を取り入れ、 西国一といわれるほどの経済的発展とともに文化あふれる個性的なまちづくりを行いました。 第31代当主大内義隆は、フランシスコ=サビエルの布教の願いを寛容な心で受入れ、 翌1552年旧暦12月9日(西暦12月24日)、山口の地で降誕祭が行われました。 これが日本で初めてクリスマスが祝われた日と記録されています。
北海道などの寒い地域か、横浜や長崎のような異国と深く通じていた土地が発祥地かと思いきや、山口県というのは意外でしたよね。でも、その理由を聞くと、なるほどな!と納得です。
ぜひ機会があれば、皆さんも日本のクリスマス発祥の地に足を運んでみてください。