湯島天神の例大祭
東京都文京区にある神社、湯島天満宮。湯島天神と言う通称で地元の方から愛され、また学問の神様の菅原道真公を祀ることから、受験生からの信仰もあつい神社です!
この湯島天神で毎年5月末に行われるお祭りがあります。天神祭とも称される、例大祭です!
例大祭の祭典は、毎年固定で5月25日に行われています。そしてお神輿が登場する神幸祭はその週末に開催。2022年は5月28日に行われていますので、現地からお祭りの様子を速報でご紹介していきます!
威勢の良い宮出でスタート!
お祭りの舞台となる湯島天神の表鳥居前です。提灯も掲げられお祭りの雰囲気ですね!
神幸祭のスタートを飾る宮出がはじまる10時前、お神輿がちょうど参道へ登場しました!
境内から表鳥居の外まで、お神輿を担いで進みます!
左右に露店の並ぶ参道を進む様子からは、男衆の熱気が感じられます!もちろん声は出せないのですが、威勢の良い雰囲気が味わえます。
表鳥居の前に出したところで、台車にお神輿が乗せられます。本来であればお神輿を担いで渡御されていくのですが、今年は感染症対策から台車に乗せての運行となっています。工夫をしてお祭りを行なってくださる関係者の皆様には感謝ですね!
そしてこちらが今年の運行表です。台車を使うためか、例年とは少し順路が異なっているようでした。
さあ、10時になりました!境内西側にある大鳥居を抜けての宮出です!
神職の方が、お神輿の前をお祓いしながら進みます。
天狗面の猿田彦が道案内。お囃子が生演奏なのも雰囲気が出ますね!
お神輿がやってきました!今年はなんと2基のお神輿と鳳輦が出ています。
先頭が本社神輿、中間が新調されたばかりで今回が初お披露目の本宮神輿、後方が鳳輦です。なお3基揃っての渡御は今年が最初で最後とのことで、貴重な光景が見られます!
大鳥居を抜けました!ここからは東京の町々を進んでいきますよ!
湯島天神例大祭、宮出です!お囃子や木遣りが響く中、三つのお神輿が進んでいきます!#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/7s6OiVFND3
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) May 28, 2022
こちらが新調されたばかりの本宮神輿。見事な装飾でピカピカです!
こちらは鳳輦。お神輿とは違いカラフルな装飾が特徴的です!
神事が行われる
大鳥居から少し下った湯島天神裏のスペースまで進んだところで、神事が執り行われていきます。
まずはお祓いを。
続けて祝詞奏上、玉串奉奠と行われていきました。
神事が終わると改めて担ぎ上げ(台車ですが肩には乗せます)、再びお神輿が動き出します!
下町を進む!
道案内をする猿田彦ですが、湯島天神の氏子範囲はかなり広くたくさん案内しなければいけません。神社のある湯島地域はもちろん、南は御茶ノ水駅手前の本郷通り、東は神田明神下の昌平橋通りから御徒町駅までとかなりの距離を進みます!
初夏の装いを感じる新緑の中を進んだら、都会の喧騒の中へもお神輿は渡御していきます。
湯島の飲食店街へとやってきました。このような光景が見られるのも、東京下町ならではですね!
湯島の町を、不忍池方面へ進みます。
上野駅方面から続く、少しディープな仲町商店街も抜けていきます!
この後お神輿は本郷方面へ向かい、午後は神田明神前や御徒町方面へと進む予定です。そして16時半の宮入を予定していますので、ぜひお近くの方はお神輿を見に来てみてください!
屋台も見どころ
湯島天神の境内へと戻ると、参道に沿ってたくさんの屋台が出ていました!
ばななチョコにお好み焼き、焼きそばなどのお祭り定番グルメも楽しめますよ!
たこ焼きも欠かせないですね!
目の前で手作りしてくれるカルメ焼きまであります!
遊べる屋台も出ていましたよ!欲しいのものを狙おうと、射的は熱中してしまいますね。
また社務所では、お祭りに合わせた商品の販売も行われていました。
本日16時半の宮入まで、湯島天神のお神輿が渡御しています!ぜひお近くの方はお神輿のある東京下町の風景を味わいに来てみてください!