浜出祭
浜出祭は、7年に1度行われる下関市豊北地区の最大の民俗祭礼行事で、山口県指定無形民俗文化財に指定されています。
山地側の田耕(タスキ)小野にある厳島神社の女神と、海浜側の神玉にある蛭子(エビス)社の男神の出合祭で、各々生産を異にした山と浜の陰陽和合による式年祭礼行事により、地域の繁栄と秩序を願った祭とされています。
田耕と神玉の約18kmの間を、各々の氏子らによって組織された大行列が、古式の衣装に身を包み、祭場である土井ヶ浜まで練り歩きます。途中、滝部(タキベ)の出合儀礼祭場では、古くからの慣例に従った神事や宮座行事が行われます。
2025年4月6日(日)
山口県下関市豊北町大字田耕2707