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おれたちの来訪神(前編)~私は神になりたい~

更新日:2020/6/5 寺川 芳雄
おれたちの来訪神(前編)~私は神になりたい~

自分に自信がないくせに、昔から何か特別な存在になりたくて仕方なかった。
「神」と呼ばれる人たちはたくさんいるけども、そんな人たちのような才能も努力するだけの覚悟もなく、漫然と日々を過ごしている。
そんななか、昨年飛び込んできたこのニュースである。

「来訪神:仮面・仮装の神々」ユネスコ無形文化遺産登録記者会見潜入レポート!

「仮面の来訪神」

その絶妙にゆるいビジュアルを見て、僕はこう思った。

あれ、これなら僕もなれるんじゃね?

まずは情報収集だ。こんな時にオマツリジャパンは助かる。

祝・世界デビュー! 推しメンを探せ! 会いたかったYES!神に。総選挙

色々総合するとこんな感じ。

 

まず必要なものは仮面だ。

早速つくろう。DIYerが集う百均で、仮面に使えそうな素材をそろえてきた。

・木目のお皿
・ティースプーン
・水性ニス
・ゴムバンド
・紙やすり、他使えそうな工具

しめて1,500円位だろうか。これをそれっぽく加工していく。

後述の衣装部分がテクスチャ細かめなので、

仮面単体はシンプルなデザインにしようと思う。極論両目と口で三つ穴が開いてればそれっぽいけど、

(中略)こんなかんじかな。

キャンドルライト余ってたので目を光らせてみた。

ここからエイジング加工。

百均のリューター(線を削る電動工具)やステイン(水性ニス)を駆使して、ダメージを与えていくのだ。

出土物を継ぎ合わせて復元したり、経年劣化でひび割れとかそんなイメージにしてみた。

 

 


深夜テンションで試着。早速左目が接触不良。

「みの的な何か」は数年まえにに衝動買いしたギリ―スーツで代用している。草むらに擬態できるモフモフのあれである。確か当時Amazonで¥2,000位、ちなみにサバゲはやったことすらない。

 

ウェザリングやエイジングはいつまでやってもキリがないので、ある程度で切り上げたら

色々資材をまとめてギリ―スーツに付属の袋に詰め込む。総額4,000円弱かけた結果、

ラスボスの第一形態(状態異常攻撃がウザい)みたいのができた。

さあ、これをかついで新年会に出かけよう。

© 2003 大場つぐみ 小畑健

 

 

後編に続く (https://omatsurijapan.com/blog/raiho2/

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
伊豆生まれ伊豆育ち、お酒もオマツリも基本雑食ですが生魚だけは食べられません。

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