ひな人形の種類
各地には様々な形式のひな人形があり、7段飾りのものや、つるす形式の「つるし雛」などがあります。今回は7段飾りのひな人形の種類についてご紹介します。
お殿様とお姫様
一番上の豪華な衣装のお二人。実は天皇陛下と皇后さまを表しています。
有名な「うれしいひなまつり」の歌詞では「お内裏様とお雛様」と表現されていますが、お内裏様は殿と姫の二人を合わせて指す言葉で、実は歌詞のほうが間違っています。歌の作者も晩年その事を後悔したそうです。
(記事内容を編集いたしました。 2020.03.03 編集部)
三人官女(さんにんかんじょ)
お内裏様とお雛様にお仕えする三人のかしこい侍女です。向かって右側から、長柄の杓、三方、銚子を持っています。
五人囃子(ごにんばやし)
能楽のお囃子を奏でる五人の男の子です。向かって右から、謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓を持っています。
隋臣(ずいじん)
お内裏様とお雛様を守る用心棒です。右大臣(向かって左側、若者)、左大臣(右側、おじいちゃん)の二人です。
仕丁(しちょう)
お仕えする三人の雑用係です。向かって右から、ほうき、ちりとり、熊手をもっています。(外出用の付き人として、立傘、くつ台、台傘を持っている場合も)
段数が増えると、他のキャラクターが置かれることもあります。
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