ご当地ラーメンは数々あれど、青森市民のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン」をご存知でしょうか。こちらの記事では「味噌カレー牛乳ラーメン」の実食レポと合わせて、青森を代表するお祭りをご紹介します。
目次
ケンミンショーでも紹介!青森市民が朝食べるものは?
テレビ番組「ケンミンショー」に紹介されていましたが、青森の人は朝風呂が好きでそのあとラーメンを食べに行くことが多いそうです。そのため、様々なラーメン店が朝6時台から開店し、さっぱりした煮干出汁や塩味、こってりした味噌味などのラーメンを提供しています。数あるラーメン店の中でも上位に位置するのが「味の札幌」です。久々に食べたいところですが、コロナ禍でも楽しめるカップ麺・生麺を買ってみました。
インスタント麺でも大満足!味噌カレー牛乳ラーメンの味は?
こだわって作られたインスタント麺なので、お家でもかなりお店の味を再現しています。
袋麺でお店の味を再現!
生麺は特にスープや麺のこだわりを感じました。カップ麺は地元では誰もが知っているご当地麺にスポットを当て、全国に発信することをコンセプトとした商品だそうで、青森市内に展開している「味の札幌 大西」を中心とした系列店舗で出される人気のメニューを「青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会」の公認をいただき再現したそうです。カップ麺は全国各地で買うことができるそうですので探してみてください。
自分好みの味に!津軽弁を聞きながら食べる味は絶品!
店だとテーブルに摺ったにんにくと生姜が置いてあります。ここからお好みでラーメンに入れて食べるのが通なんです。筆者は、無類の生姜好きなので、結構たっぷり入れてしまいます。(笑)モチモチっとした麺のおいしさとからむスープの旨さが後を引きます。
「味の札幌」から暖簾分けしたのが「味の札幌 大西」、筆者はこちらに行くことが多く、いつも老若男女の青森市民でにぎわっています。
以前、大西の大将に「なぜ札幌なの?」って聞いたことがあります。
「札幌ラーメンって旨いよね、それをイメージして作っているがらさ」っておっしゃっていました。札幌ラーメンのオマージュから始まりオリジナルを作ったということなのでしょうか。次回行った時にこの言葉を確かめながらいただきたいです。
手軽に食べられるカップ麺もいいけど、津軽弁を聞きながらいただく味噌カレー牛乳ラーメンがまた食べたくなりました。
■味の札幌大西 HP ※こちらから生麺タイプも購入可能
https://www.oonishi0024.co.jp/
おまけ!味噌カレー牛乳煎餅
味噌カレー牛乳ラーメンのお煎餅もあります。サクッと軽い食感!
カレーの風味にラーメンを彷彿させます。さすが、青森市民!
是非こちらも食べてみてください。
県民の血が「じゃわめぐ」青森ねぶた祭
気持ちが高揚してわくわくが高まる感じを津軽弁で「じゃわめぐ」と言います。
青森県出身の版画家棟方志功も太鼓の音、笛の音が聞こえてくると落ち着かないといっていました。
さて、弘前ねぷたと黒石ねぶた、そして青森ねぶたは、お囃子にも特徴があり、掛け声も違うのをご存知ですか。
弘前は太鼓が主流で、大太鼓の低い力強く重々しい響きがたまりません。掛け声は「ヤーヤドー」、黒石は元気に華やかで掛け声は「ヤッテマレ、ヤッテマレ」、そして青森はとにかく元気にパワー全開です。力強くも妖艶な笛の音色から始まり大太鼓、その後手振り鐘が入ると気分も上げ上げです。掛け声は「ラッセラー」です。この時掛け声の前に小さく「ア」をつけるのが地元民なのです。そして祭りを盛り上げる跳人(はねと)の掛け声の「ア ラッセラーラッセラー」がリーダーで、その後に周りから「ア ラッセラッセラッセラー」と続きます。最近は、長い時間、長い距離をずーっと跳ねる人が少なくなっているのが、個人的には少しだけ残念なんですよね。
ねぶたの跳ね方は、こちらをご覧ください。
今年のねぶた祭りは?
今年の開催は中止の方針が発表されました。正式な発表は6月中旬のようなので、詳細は公式サイトをご確認ください。
令和3年青森ねぶた祭の開催中止について
(令和3年6月2日掲載)
青森市および全国での新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、祭りの開催について主催団体(青森市・青森商工会議所・(公社)青森観光コンベンション協会)で協議した結果、8月2日から7日まで開催予定であった青森ねぶた祭を中止する方針を確認し、6月中旬に開催する青森ねぶた祭実行委員会において正式決定することとなりました。
このような状況となり非常に心苦しい限りですが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。公式サイトより引用
まとめ
短い青森の夏を満喫する「ねぶた祭り」が、縮小とはいえ開催する喜びに祭りの血が騒ぎます。今年の夏はねぶた祭りを楽しんで、熱々の「味噌カレー牛乳ラーメン」をお店で味わう、最高の青森を過ごしてみませんか。