全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。1336年に室町時代を開いた足利家の住宅跡に建立された栃木県足利市の鑁阿寺(ばんなじ)では、中央に「足利氏館」の文字が記された御城印が頒布されています。寺院が真言宗大日派の本山であるため、通常の御朱印で主座に仰がれるのは「大日如来」です。
特別御朱印にも工夫が凝らされ2022年には、丑年、寅年の守り本尊である「虚空蔵菩薩」、2月~3月には源家相伝の宝刀「髭切丸」の御朱印も準備されます。