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町歩きの達人がおすすめする! 絶対行きたい千葉県レトロ+変わり種銭湯5選

町歩きの達人がおすすめする! 絶対行きたい千葉県レトロ+変わり種銭湯5選

\6月15日は千葉県民の日!/

ということで、今回は千葉に遊びに来たらぜひ入ってみて欲しいレトロな「銭湯」を、千葉県のディープな情報を掘り下げている情報サイト「Deepランド」管理人の明里さんにご紹介していただきます。
記事の最後には、オマツリジャパンがおススメする千葉県のお祭りもご紹介しますよ。

レトロな銭湯で日頃の疲れを癒しませんか?

熱々!広ーい湯船でのんびり。
昔ながらの銭湯で日々の疲れを癒しませんか?

銭湯は、心と体を元気にしてくれる医学的効果も期待されています。もちろん、疲労や肩凝り・腰痛・不眠症といった体の不調や美容にも良く、さらに「銭湯に頻繁に通うと幸福になる」という調査結果もあります。

本記事では、スーパー銭湯ではなく、昭和から令和の現在まで続く昔ながらの千葉県の銭湯をご紹介します。

いまこそ行きたい! 千葉県のおすすめ銭湯

千葉県内の銭湯(スーパー銭湯を除く)は2023年6月現在で31件。

各県によって異なりますが、千葉県内の銭湯は石鹸やシャンプー類が浴室内に設置されていない所がほとんど。銭湯で購入するか、お手持ちでタオルセットは忘れずに!

現在の大人料金は480円。2022年9月に原油価格等の高騰により、経営状況の悪化した一般公衆浴場の収支を改善するため改定されました。

減少傾向にある銭湯。

今行かないと、なくなってしまうかもしれない、昔ながらの銭湯にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

(1)勝浦「松の湯」

千葉県内で最も古い建物が残る銭湯「松の湯」。正確な創業年は分からないそうですが、100年以上の歴史がある銭湯です。

木造の銭湯は県内ではほぼ残っておらず、番台やロッカーに歴史を感じます。数字が描かれたロッカーは時代劇に出てきそうな雰囲気。鍵がついていませんが勝浦の治安の良さを感じます。

松の湯の浴室はペンキ絵はなく、至ってシンプル。浴槽のかつてのジャグジー機能は失われていますが、心地よい湯に身体が温まります。

実は不定休とのことで、三度目の正直で入ることが叶った銭湯でした。近くには300年の歴史ある勝浦朝市も開催しており、勝浦観光と合わせて立ち寄ってみては?

所在地:千葉県勝浦市勝浦43
最寄り駅:JR勝浦駅徒歩10分
営業時間:15時~21時
定休日:不定休

(2)茂原「桜湯」

茂原の昔ながらの商店街から一本裏道に佇む小さな銭湯「桜湯」。大正時代末期創業。木々に囲まれた外観からは想像できない、大正ロマンを感じる浴室が広がっています。

みどりの美しいマジョリカタイルや色ガラス、女湯には浦島太郎の絵も。鮮やかな富士山のペンキ絵は、2018年、ペンキ絵師の丸山清人さんによって描かれたもの。文化財として登録されてもおかしくない歴史的銭湯建築です。

湯は熱々なので湯かき棒で自分好みに湯もみ。湯もみが意外と難しいですが、それもまた良い経験に!

煙突からモクモクと煙が出ていたら銭湯が営業している証。茂原は老舗がまだ多く残っているので散歩の帰りにひと風呂、最高ですね。

所在地:千葉県 茂原市 茂原461
最寄り駅:JR茂原駅徒歩12分
営業時間:16時~22時
定休日:5・15・25日

(3)検見川「梅の湯」

漁師町だった頃の検見川に思いを馳せる「梅の湯」。築100年以上の昔ながらの佇まいと煙突が住宅街にあり近所の常連さんで賑わっています。地下50m~60mから採取した筑波山系の井戸水を薪で沸かしているそうです。

2023年5月10日には新しく背景画が描き替えられました。一番忘れてならない事は「普通に暮らしている毎日」がどれほど貴重な事であることか、さまざまな思いを乗せて、今年も「奇跡の一本松」を背景画にとのこと。

また、昔ながらの番台スタイルを守るだけでなく、豊富な湯の種類が特徴! ジェットバス&座風呂に日替わりハーブ湯、泡風呂、さらには薬湯露天風呂まで! 心地良い風と音に癒される至福の時間です。

所在地:千葉県千葉市花見川区検見川町2-481
最寄り駅:京成検見川駅徒歩約10分
営業時間:15時~22時
定休日:毎週水曜日、元旦
ホームページ:https://umenoyu8080.jimdofree.com/

(4)佐原「金平湯」

房総の小江戸として千葉県の人気観光地である佐原。千鳥破風屋根を持つ、文化財級の老舗銭湯「金平湯」が、周囲の景観に負けず劣らず営業中。

全体的にこじんまりとした戦前の趣を伝える銭湯です。

木製の番台に下足箱、ロッカー。迫力のある富士山のペンキ絵にタイル張りの正統派な銭湯。間仕切壁の富士山のタイル絵は男湯のみ? 2層のお湯は熱々と、少し熱め。

最近近くにあった柳湯が閉店したため、佐原に残る最後の銭湯となりました。佐原で古き良き町並を堪能した後は、本物の古き良き文化に触れてみてはいかがでしょうか?

所在地:千葉県香取市佐原イ622
最寄り駅:JR佐原駅徒歩10分
営業時間:15時~22時
定休日:1・10・20日

(5)船橋「クアパレス」

千葉県で一番有名な銭湯と言えば、「クアパレス」ではないでしょうか?

昔ながらの銭湯料金で、スーパー銭湯のような設備とゴージャスな空間に心躍る銭湯。以前取材した際に、戦後生まれた銭湯からの転換を伺いました。

その時のお話によると、「お風呂が家にあっても来ていただけるような入浴施設」を目指し、アミューズメント・スパ「クアパレス」として従来の銭湯のイメージを払拭したそうです。

まず驚くのはその外観。夜のライトアップは妖しさ満点で銭湯を超えた大人な空間のよう…。大きなテレビが数台、サウナや浴槽も豊富で唯一無二の銭湯。

東京から毎週通っている常連さんなど、最近はメディアで取り上げられることも多く連日駐車場は満車のようです。

所在地:千葉県船橋市薬円台4-20-9
最寄り駅:新京成線習志野駅徒歩5分
営業時間:15時~翌0時30分(土日祝14時~)
定休日:月曜日

これからの季節におすすめの千葉県のお祭りは「鵜原の大名行列」

毎年、7月第4土曜日、千葉県の勝浦市鵜原で開催される「鵜原の大名行列」は、鵜原八坂神社の祭礼として行われるお祭り(2023年は開催未定 2023年5月31日時点)。

その名の通り、江戸時代風の扮装をした「大名行列」が神輿とともに、神社から浜に向かって渡御していきます。

 

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華やかな行列をぜひ堪能してみてください。2023年の開催は未定とのことですので、行かれる際は、事前に一般社団法人勝浦市観光協会(0470-73-2500)までお問い合わせください。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
千葉県の郷土史を調べるのが好きな社会人です。
ブログ「Deepランド」を運営しています。http://deepland.blog/

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