4月9日は「大仏の日」です。752(天平勝宝4)年のこの日、奈良・東大寺において、大仏の目に筆で瞳を描いて魂を迎え入れる儀式「大仏開眼供養会」が行われたことにちなみます。インドから招かれた僧侶・菩提僊那(ぼだいせんな)を導師に、大陸各国の音楽や舞踊などが披露され、東アジアで最大級の国際イベントとなったそうです。日本各地には、これ以後、たくさんの大仏が作られています。
ところで、そもそも大仏とは何なのでしょう?一体何のために作られたのか、そしてどのくらいの大きさの仏像を大仏と定義しているのか。この記事では、大仏の日に合わせて、巨仏の歴史やトリビアについて解説します。
大仏とは、巨大な仏像を表す言葉です。でも一体どのくらいの大きさなら大仏と言って ...