2019年もあと1ヶ月となり、本格的な冬が到来。京都の冬の風物詩「大根炊き」が今年も行われます。
紅葉も楽しんで、気がつけば、忘年会シーズンです。
体調もすぐれない方にオススメの「大根焚き 」。
「だいこんたき」ではなく「だいこだき」と読みます。
京都のお寺で、体が冷える冬に大根焚きが行われ、大量の大根を煮て、参拝者に振る舞われます。
由来は各寺院によりますが、千本釈迦堂ではお釈迦様が菩提樹の下で悟りを開いた12月8日を記念した催事が時を経て、現代のスタイルになり、昔から大根を食べると中風にかからないといわれ、大釜で炊かれた大根が無病息災を願い訪れた参拝者に振る舞われるようになったとのこと。
2020年男の厄年・本厄
25歳…1996年(平成8年)生まれの男性
42歳…1979年(昭和54年)生まれの男性-大厄
61歳…1960年(昭和35年)生まれの男性
2020年女の厄年・本厄
19歳…2002年(平成14年)生まれの女性
33歳…1988年(昭和63年)生まれの女性-大厄
37歳…1984年(昭和59年)生まれの女性
61歳…1960年(昭和35年)生まれの女性
(この記事は2018年に公開されたものを再編集しています。2019年12月1日 編集部更新)
三宝寺(鳴滝の妙見さん)
2019年11月30日(土)・12月1日(日)10:00〜14:00(なくなり次第終了)
厄落としの大根焚き(御会式)
12月上旬の土日、日蓮大聖人の忌日(陰暦10/13日)にあたることから日蓮・日朗・日像各上人の御真骨を御開帳し報恩法要(御会式)が執り行われます。
嵯峨豆腐の揚げと一緒に焚かれた大根焚きに大聖人が冷えた身体を温める良薬として柚子を珍重していたという故事にちなみゆず御飯の接待も
大根焚き700円、ゆずご飯800円
祈祷時間10:30、11:30、12:30、13:30
祈祷料:無料(特別祈祷はお一人様1,000円)
千本釈迦堂(大報恩寺)
2019年12月7日(土)・8日(日)10:00~16:00 ※毎年同じ日程です
大根焚き(大成道会法要)
大報恩寺の第3世慈禅がお釈迦様の悟りの日を祈念して毎年12月7日と8日に「成道会」を開始。
お釈迦様が修行中に悪魔の誘惑に負けず悟りを開いた事にあやかり法要の度に大根の切り口に梵字を書いて悪魔除けとし供え、その後他の大根と一緒に炊き上げ参詣者に振る舞ったのが大根炊きのはじまりといわれています。
了徳寺
2019年12月9日(月)・10日(火)9:00~16:00
鳴滝大根焚き(報恩講)
親鸞聖人の「すすき塚」の伝説で知られる寺院。
親鸞聖人が愛宕山・月輪寺からの帰りに立ち寄った際に村人が大根を煮てもてなしたのがはじまり
喜んだ聖人は庭前のすすきの穂を束ねて筆とし「帰命尽十方無碍光如来」の十字の名号を残したといい、以来これを徳として毎年報恩講を行われています。
当日は約3000本の大根が大鍋で焚かれ参詣者に振舞われます。
蛸薬師堂(永福寺)
2019年12月31日(火)10:00〜
大根焚き
12/31の大晦日、行く年の無事に感謝し来る年の除災招福を願い開催される年末の恒例行事。
同日正午からは有料で年越し蕎麦の振る舞いもあります。
年明けにも開催されます。
厄除け、幸せを呼ぶ大根焚きも開催予定です。
上賀茂神社
2020年1月1日(水)〜3日(金)
厄除け大根
1/1~3の正月三が日に二の鳥居傍で厄除け大根とぜんざいの接待が行われます。
大原三千院
2020年2月初旬
幸せを呼ぶ 初午大根焚き
毎年2月の初午に合わせ奥の院金色不動堂前広場にて開催。
大原の畑で有機農法で栽培され出世金色不動明王のご加護とご利益を頂けるよう特別祈祷された大根を使用。
無病息災・開運招福を願う大勢の参拝者で賑わいます。
健康に年明けを迎えられますように、感謝と祈願で美味しい師走をすごしましょう。