関西から西の各地では、毎年お正月の1月10日前後に“えべっさん”こと「十日えびす」が盛大に開かれます。一方、主に関東では毎年10月20日または11月20日に「べったら市」や「えびす講」と名のつく祭りが開かれ、これらは「秋えびす」や「二十日(廿日)えびす」とも呼ばれています。
どちらも、えびす様を祀る神社で行われているお祭りなのですが、元をただすとルーツは同じなのでしょうか?だとしたら違いはどうして生まれてきたのでしょう。この記事で詳しく解説します。
えびす様は大きな福耳でにこやかな「えびす顔」、手には釣り竿と鯛を持った姿で描かれ、大漁や航海安全、商売繁盛に家運隆盛とたくさんのご利益をもたらすとされています。
七福神のなかの一柱としても知 ...