2月3日、今年も節分がやってきます。皆さんはどの恵方巻を選びますか。無言で恵方を向いて食べると願いが叶うと言われている縁起物。
色々なところから発売になっていますが、今年は、地元の魚屋さんの恵方巻を食べてみました。
目次
岩手盛岡の老舗 創業明治9年「田清魚店」の恵方巻
岩手盛岡では知らない人がいない「田清魚店」は、今年で146年を迎え、岩手県盛岡市や宮城県塩竈市に11店舗あります。
またグルメ系回転寿司「回転鮨清次郎」も、岩手、青森、宮城に7店舗展開しています。(2022年2月1日現在)
そんな魚のプロが作る恵方巻は一体どんなものなのでしょうか。
ポスターには、「七福にちなんで生魚を中心に七種類の具を手巻きしました。」とあります。
最近は、機械巻きのものが多く、手巻きはちょうど良いくらいの強さで巻かれているので手巻きのものを食べてみるとその違いを感じることができますよ。
岩手の魚屋さんのこだわりは?
魚が旨いと書いて鮨、この字を店名にしている「回転鮨清次郎」も展開する魚屋さんですからシャリにもこだわっています。
グループ全店で、岩手県産米「銀河のしずく」を使用しています。
「銀河のしずく」は2016年に生まれた品種で冷めても美味しいと評判のお米で、艶やかで白く、程よい粘りと軽やかな食感が特徴で酢めしに合うと清次郎の職人さんも言っています。実際お米変わってからシャリが美味しくなりました。
銀河のしずくを使う鮨屋としても紹介されています。こちらからどうぞ。
そして、三陸産の新海苔を使って香りよく仕上げています。
田清魚店の先代の社長は、鮪の目利きとして有名な方でした。岩手盛岡では、田清、清次郎といえば、旨い鮪をイメージします。今回の恵方巻もこだわりの鮪を感じたいですね。
魚屋さんの海鮮恵方巻きはこの4種
どれにするか迷いますが、今年はこちらに!!!
「生本鮪入り海鮮恵方巻」と「オーロラサーモンと熟成ネギトロ入り海鮮恵方巻」を味わう
4種の恵方巻から購入したのは、「生本鮪入り海鮮恵方巻」(税込2,484円)と「オーロラサーモンと熟成ネギトロ入り海鮮恵方巻」(税込1,383円)。盛岡駅ビルフェザンにある「田清魚店フェザン店」でGETすることができました。
田清魚店フェザン店で、特別に職人さんが実際に手巻きで恵方巻を作っている様子を見せていただきました。
ボリューム感のある恵方巻です。スケールで測っていただきました。重さは、なんと……!
長さは、1本約18cm、断面直径は、約6cm。ずっしり重たいです。これを無言で食べるのは難しいほど大きい。切って食べてもいいのでしょうか。
本来は、恵方の方角を見て無病息災などお祈りしながら無言で食べるものですが2~3口食べたら大丈夫の様です。(諸説あるらしいですが。)
断面をみると、中までびっしり詰まった具材がスゴイ!
一体どんな味なんでしょうか?
■オーロラサーモン入り
サーモンの旨さと熟成ねぎとろが後を引く旨さ。
プリプリの海老もたまりません。
■本鮪入りの恵方巻き
とろけるいくらと本鮪の濃厚さにホタテのさっぱりした味がとても贅沢な気持ちにさせてくれます。
一口食べるたびに、豊かな海苔の香りも食欲をそそります。時間を忘れる旨さです。
福をたくさん取り込んで幸せになる恵方巻でした。
ごちそうさまでした!!
世界遺産がある岩手平泉「中尊寺」の節分会
2011年に世界遺産に登録された「中尊寺金色堂」がある中尊寺での節分会に参加するのはいかがでしょうか。
毎年、中尊寺本堂で厄男厄女による厄除開運を祈った豆まきが行われます。そして豪華景品が当たる福引抽選会も開催されます。
今年はコロナの影響で残念ながら、豆まきは中止となりましたが、来年は、是非奥州藤原氏の栄華を感じて世界遺産の地で節分会に参加してみませんか。
幸福な時間も味わえる魚屋の恵方巻
やはり、魚屋さんの恵方巻きはネタが違います。今回ご紹介した田清魚店の方に伺うと、ただ大きなネタが入っているのではなく味も考えて作っているそうです。
また、食べる方が笑顔になるように願いをこめて、はみ出すくらいのネタを1本ずつ手巻きしているそうで、もちろんハーフサイズも同じ様に作っているそうですよ。
皆さんもぜひ地元の魚屋さんやお寿司屋さんの恵方巻きを食べてみてはいかが。
■今回購入した店舗
田清魚店フェザン店
岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビルフェザン店内BIF
電話 019-604-2815
田清魚店・回転鮨清次郎(田清グループ)HP はこちら
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